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J-GLOBAL ID：201902219165003378   整理番号：19A2525484

電流電圧特性に基づく分子接合における電荷輸送機構の解析【JST・京大機械翻訳】

The analysis of charge transport mechanism in molecular junctions based on current-voltage characteristics

著者 (4件)： Song Xianneng (Tianjin Key Laboratory of Molecular Optoelectronic Science, School of Science, Tianjin University, Tianjin 300072, China) ,  Han Bin (Tianjin Key Laboratory of Molecular Optoelectronic Science, School of Science, Tianjin University, Tianjin 300072, China) ,  Yu Xi (Tianjin Key Laboratory of Molecular Optoelectronic Science, School of Science, Tianjin University, Tianjin 300072, China) ,  Hu Wenping (Tianjin Key Laboratory of Molecular Optoelectronic Science, School of Science, Tianjin University, Tianjin 300072, China)
資料名： Chemical Physics  (Chemical Physics)
巻： 528  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0167B  ISSN： 0301-0104  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ここでは,分子接合におけるトンネリングとホッピング輸送の電流-電圧(I-V)特性の理論的モデル研究を報告する。2種類の輸送のI-Vは非常に異なる形状特性を有することを見出した。トンネリング輸送におけるI-Vは低バイアスにおいてほぼ線形関係にあるが,ホッピング輸送に対しては指数関数的である。従って,ホッピング輸送における電流は,トンネリング輸送よりも半対数スケールではるかに広い範囲に及ぶことができ,輸送機構の解析における直感的なガイドとして使用することができる。このアイデアは,輸送機構がトンネリングからホッピングへ変化するとき,明確なI-V特性変化が見られるFrisbieらによって以前に報告された一連の実験研究によって支持される。2つの理論モデルを用いて,報告された実験的I-Vデータに適合させ,モデルによって得られた輸送機構が実験的結論と一致することを見出した。さらに,著者らの方法はトンネリングからホッピングへの遷移の間の2つの輸送の共存を明らかにし,電流への2つのチャネルの寄与はバイアスに依存している。したがって,著者らの研究は,分子接合における電荷輸送機構の研究のための新しい強力な理論的方法を提供する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *電圧 ,  チャネル ,  指数関数 ,  バイアス ,  *電流電圧特性 ,  線形性 ,  対数 ,  *電流 ,  ホッピング伝導 ,  トンネル効果
準シソーラス用語： 理論モデル ,  *電荷輸送 ,  *分子接合 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 分子接合 ,  電荷輸送機構 ,  ホッピング輸送 ,  トンネル輸送

分類 (2件)： 有機化合物の電気伝導  (BM03045F) ,  物理化学一般その他  (CB01030T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 電流電圧特性 ,  分子接合 ,  電荷輸送 ,  解析