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J-GLOBAL ID：201902219172917207   整理番号：19A1610432

建築物の耐久性と化学分析

著者 (2件)： 濱崎仁 (芝浦工大 建築) ,  中島淳一 (日産化学 物質科研)
資料名： ぶんせき
号： 7  ページ： 301-307  発行年： 2019年07月05日 
JST資料番号： S0128B  ISSN： 0386-2178  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・建築物の耐久性を確保するためには,新築時に使用される材料が劣化の原因となるものを含まない適切なものであることが肝要。
・コンクリートは,セメント,細骨材(砂),粗骨材(石),水,混和材料からなる複合材料であり,それぞれの材料が有害な物質を多く含むことのないように,JISに従って成分を分析。
・セメント試料を,酸,アルカリ,有機溶媒などで溶解し,沈澱・分離したものを重量分析や滴定で分析。
・セメント試料にX線照射し,蛍光X線をカウントして成分分析。
・骨材は,強度(硬さ)の他,腐食の原因となる塩化物を多く含まないこと,セメント中のアルカリとの膨張性反応(アルカリシリカ反応)を生じないことが肝要。
・コンクリート(生コン)中の塩化物イオン量測定は,建設現場や生コン工場で簡易試験法を適用。
・既存建築物に対する化学分析,および補修材料に関する化学分析についても記述。

シソーラス用語： 建築物 ,  耐久性 ,  *化学分析 ,  材料科学 ,  *劣化 ,  複合材料 ,  有害物質 ,  JIS【規格】 ,  重量分析 ,  滴定 ,  蛍光X線分析 ,  硬さ試験 ,  硬度 ,  腐食 ,  膨張 ,  アルカリ骨材反応 ,  *コンクリート ,  レディミクストコンクリート ,  アニオン ,  塩化ナトリウム ,  水素イオン濃度 ,  中性化 ,  炭酸化 ,  *セメント ,  *骨材
準シソーラス用語： アルカリシリカ反応 ,  塩化物イオン ,  材料分析 ,  材料劣化 ,  成分分析 ,  生コン

分類 (4件)： セメントの性質・分析  (YC05040F) ,  建設材料一般  (RA06010S) ,  モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  骨材  (YC05060B)

タイトルに関連する用語 (2件)： 建築物 ,  化学分析