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J-GLOBAL ID:201902219204758603   整理番号:19A1134452

蛋白質キナーゼ/ホスファターゼバランスは心室カルシウム循環に対する後期ナトリウム電流増加の影響を仲介する【JST・京大機械翻訳】

Protein kinase/phosphatase balance mediates the effects of increased late sodium current on ventricular calcium cycling
著者 (23件):
資料名:
巻: 114  号:ページ: 1-14  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0096A  ISSN: 0300-8428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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後期ナトリウム電流(後期I_Na)の増加は心疾患における重要な不整脈誘発性トリガーである。それは心臓活動電位を延長し,SR Ca2+漏出を増加させる。この研究では,この細胞内クロストークに対するCa2+/カルモジュリン依存性キナーゼII(CaMKII),蛋白質キナーゼA(PKA)および逆に作用する蛋白質ホスファターゼ1および2A(PP1,PP2A)の寄与を検討した。マウス心筋細胞における後期I_Na(ATX-II)の増加は,拡張期Ca2+スパーク頻度およびCa2+過渡の振幅の増加をもたらしたが,SR Ca2+負荷には影響しなかった。興味深いことに,CaMKIIとPKAの両方の阻害は,SR Ca2+漏出の後期I_Na依存性誘導を減弱させた。PKA阻害は,収縮期Ca2+過渡の振幅をさらに低下させた。FRET測定は,後期I_Na増強によるcAMPレベルの増加を明らかにし,Na+/Ca2+-交換体(NCX)の同時阻害により阻害され,PKAがCa2+依存性cAMP産生により活性化されることを示唆した。PP2Aの阻害はCa2+循環の後期I_Na依存性変化に影響を及ぼさなかったが,PP1のさらなる阻害はSR Ca2+漏出をさらに増加させた。これと一致して,PP1の選択的活性化は,後期I_Na誘導SR Ca2+漏出の強い低下を生じ,収縮期Ca2+放出に影響しなかった。本研究により,ホスファターゼ/キナーゼバランスはNa+流入の増加により撹乱され,CaMKII及びPKA依存性経路による心室Ca2+循環の破壊をもたらすことを示した。重要なことに,RyR2におけるPP1の活性化は,病理学的に増加したキナーゼ活性に対抗するための有望な新しい手段を表す可能性がある。Copyright 2019 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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循環系の基礎医学  ,  細胞生理一般 

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