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J-GLOBAL ID:201902219233246932   整理番号:19A0772658

数種のミニトマトの色素および機能性成分の比較

A Comparison of the Pigments and Functional Ingredients of Several Cherry Tomato Varieties
著者 (6件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 55-59 (WEB ONLY)  発行年: 2019年03月 
JST資料番号: U0233A  ISSN: 2187-0500  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,「アイコ」,「CF トスカーナバイオレット」,「CF プチぷよ」,「ロッソナポリタン」,「オレンジキャロル」,「みどりちゃん」,「CF シシリアンルージュ」の機能性成分の違いを分析した。また,これらの品種の特性を調べた。実験を行いながら,Brix糖度と酸度を測定するために糖酸度計(アタゴ社)を用いた。アセトンとヘキサン(4:6)の溶液を用いて,トマト抽出物によって吸収された光(663nm,645nm,505nm,および453nm)を分析することによって,色素組成(クロロフィルa,クロロフィルb,リコピン,およびβカロチン)を測定した。次に,Nagataらの方法を用いて測定された知見から組成を計算し,簡易反射式光度計(RQ Flex)を用いてビタミンCを測定した。80%エタノール抽出物を用いて抗酸化活性を測定した。全多価フェノール含量はFolin-Denis法,DPPHラジカル消去能及びORAC(酸素ラジカル吸収能)値を用いて測定した。各品種のBrix糖度は約6~8であった。「みどりちゃん」,「CF シシリアンルージュ」は,他の品種より低い濃度を持っていた。「みどりちゃん」は調べた品種間で最も高い酸度を示した。「CF トスカーナバイオレット」,と「みどりちゃん」は,すべての品種の間で「クロロフィルa」と「クロロフィルb」値に関して最も高い値を持っていた。著者らは,リコペンの最も高いレベルが「アイコ」品種にあることを見出した。「オレンジキャロル」は,最も高いβカロチンレベルを持っていた。ビタミンCと総多価フェノール量およびDPPHラジカル消去能に有意差はなかった。ORAC(酸素ラジカル吸収容量)は,「CF プチぷよ」で最も高かった。将来,これらの品種をSOAC法を用いて調べ,カロチノイドに関するそれらの抗酸化活性を評価する予定である。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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食品の化学・栄養価  ,  野菜とその加工品  ,  作物の品種  ,  野菜 
物質索引 (6件):
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