文献

J-GLOBAL ID：201902219273107418   整理番号：19A2673412

パラ-ニトロアニリンのプロトタイプNLO分子における線形および非線形光学分極率のベンチマーク研究【JST・京大機械翻訳】

Benchmark study of the linear and nonlinear optical polarizabilities in proto-type NLO molecule of para-nitroaniline

著者 (6件)： Muhammad Shabbir (Department of Physics, College of Science, King Khalid University, Abha 61413, P.O. Box 9004, Saudi Arabia) ,  Shehzad Rao Aqil (Department of Chemistry, University of Agriculture Faisalabad, 38000, Faisalabad, Pakistan) ,  Iqbal Javed (Department of Chemistry, University of Agriculture Faisalabad, 38000, Faisalabad, Pakistan) ,  Al-Sehemi Abdullah G. (Department of Chemistry, College of Science, King Khalid University, Abha 61413, P.O. Box 9004, Saudi Arabia) ,  Saravanabhavan M. (Post-Graduate and Research Department of Chemistry, Sri Ramakrishna Mission Vidyalaya College of Arts and Science, Coimbatore 641 020, Tamil Nadu, India) ,  Khalid Muhammad (Department of Chemistry, Khwaja Fareed University of Engineering & Information Technology, Rahim Yar Khan, Pakistan)
資料名： Journal of Theoretical & Computational Chemistry  (Journal of Theoretical & Computational Chemistry)
巻： 18  号： 6  ページ： 1950030  発行年： 2019年 
JST資料番号： W2078A  ISSN： 0219-6336  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： シンガポール (SGP)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,有機NLO材料の中で,プロ型NLO分子と考えられるパラニトロアニリン(p-NA)の線形および非線形光学(NLO)特性に対する異なる汎関数および基底関数についての完全な研究を初めて行った。多くの研究者が比較分析のためにp-NAのそのような値を用いているので,p-NAのためのそのようなデータベースの必要性がある。HF,BLYP,PW91,PBE,B3LYP,M06,M06-2X,PBE0,BH及びB3LYP-D3を含む種々の汎関数の範囲を,6-31G*,6-311G**,6-311+G**,cc-pVDZ及びcc-pVTZのようないくつかの一般的基底関数系との共役に適用した。多様な汎関数および基底集合組合せを計算し,互いに比較した。p-NAに対する計算した全双極子モーメントは6.79[数式:原文を参照] Dであり,実験的に決定した値に非常に近いことが分かった。理論のHF/6-31G*レベルにおける線形等方性分極率に対する最低計算値は[数式:原文を参照]esuであるが,残りの全方法で観測された高い値,特に14%分極率は拡散関数を持つ基底関数系の存在で増加し,線形異方性分極率においても同様の変化傾向が観測された。同様に,周波数依存二次分極率の計算値は,[数式:原文を参照]esuの実験値に非常に近い理論のPBE0/6-311+G**レベルでの[数式:原文を参照]esuであることが分かった。計算結果と実験結果の比較は,p-NAに対する幾何学,双極子モーメントおよびNLO分極率の間で良好な一致を示した。さらに,状態密度(DOS)プロットに沿ったフロンティア分子軌道(FMO)と電子密度差マップ(EDDM)解析も示し,π共役による末端受容体とドナー基間の構造-特性関係と電子通信へのより多くの物理的直感を得た。本研究では,p-NAのNLO特性の計算のための種々の一般的に使用される汎関数および基底関数を含むベンチマークデータを提供した。したがって,本研究は,有機材料の比較NLO研究になるとき,いくつかの将来の研究を行うであろう。本研究では,パラ-ニトロアニリンのNLO特性の計算のための種々の一般的に使用される汎関数と基底関数を含むベンチマークデータを提供し,p-NAにおけるπ共役を介して末端受容体とドナー基間の電子伝達を調べた。Copyright 2019 World Scientific Publishing Company All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *プロトタイプ ,  基底関数 ,  有機材料 ,  *分極率 ,  汎関数 ,  基底 ,  周波数依存性 ,  共役 ,  等方性 ,  *線形性 ,  双極子モーメント ,  異方性 ,  ドナー ,  *ベンチマーク
準シソーラス用語： π共役 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： p-ニトロアニリン ,  双極子モーメント ,  線形分極率 ,  二次NLO分極率 ,  3次NLO分極率

分類 (4件)： 原子とラジカルの反応  (CB06030C) ,  ピランの縮合誘導体  (CF07093I) ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール  (CF05090V) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

タイトルに関連する用語 (7件)： プロトタイプ ,  分子 ,  線形 ,  非線形光学 ,  分極率 ,  ベンチマーク ,  研究