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J-GLOBAL ID:201902219439477875   整理番号:19A2332498

日本のハリアリDiacamma種における経口栄養交換による液体交換

Liquid exchange via stomodeal trophallaxis in the ponerine ant Diacamma sp. from Japan
著者 (2件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 371-375  発行年: 2019年 
JST資料番号: L3918A  ISSN: 0289-0771  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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多くの社会的昆虫のコロニーにおける食物の共有において,栄養交換は主要な役割を果たしており,2つのモード,すなわち口内(経口)と肛門管(経腸)による栄養交換が知られている。社会的膜翅目において,コロニーメンバーのわずかな割合だけが食品収集の仕事を実行し,経口的な栄養交換は食品の社会的共有において支配的である。典型的には,採餌者は,作物中に貯蔵された液体食品を,経口的な栄養交換を介してネストメイトに分布させる。ミツバチと同様に,植物分泌物(ネクター)と昆虫浸出液(ミツ)からの液体から,アリ(Formicidae)は食料は採餌する。逆流はアリにおいて一般的であるが,それはPonerinaeの2種のみで記録されている。ここでは,日本からのDiacamma sp.の栄養交換の能力を報告する。アリに着色水を提供し,口渇のアリとペアを形成させ,アリの両方のグループの腹部を解剖した。消化器は受領者の半分で赤色に着色した。加えて,著者らは実験室において口から口への相互作用を観察したが,「社会的バケツ」行動(すなわち,下顎骨間に保持された液体の交換)挙動は観察しなかった。著者らの結果は,Diacamma sp.が真の経口的な栄養交換法によって液体を交換することができ,液体交換を介して社会組織に新しく解明できる可能性を示唆している。Copyright 2019 Japan Ethological Society Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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個生態学 
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