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J-GLOBAL ID:201902219453157854   整理番号:19A2888972

石垣島白保集落での多様な居住者の関係構築を促す空間的・社会的要因に関する研究 集落内地域区分や地域活動への参加者に着目して

Study on Spatial and Social Factors to Build Relationships of Variety of Residents in Shiraho, Ishigaki Island Focusing on Participants of the Local Action, and Area Classification of the Village
著者 (2件):
資料名:
巻: 38  号: 論文特集号  ページ: 205-214  発行年: 2019年11月20日 
JST資料番号: Y0829A  ISSN: 0912-9731  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究は,沖縄県石垣島白保集落における多様な居住者の協働を図るための空間的・社会的要因と考えられる2つの知見を得た。1.在来住民と移住者との関係構築に資する空間的要因;白保コミュニティの地域区分は,多様な居住者を含む住宅地域である。白保の住宅地は限られている。したがって,その時々の土地取得の可能性に合わせて,住宅地は柔軟に広げられている。宅地がいくつか同時に造成された。そういうわけで,多様な居住者の混住化が進んでいる。公民館(運営)の基本単位としての班が居住域の拡大に応じて柔軟に変更されることも,多様な来住者の関係構築のための空間的な要因となっている。2.多様な住民の関係構築に資する社会的知見;地域との調和は,新しい祭りの創設が多様な居住者が協力する機会となって促進される。さらに,学ぶ場では,県外からの移住者が地域を理解し,参加の方法,貢献を模索する機会となっている。公民館役員や班長へ移住者を積極的に登用することで,地域にとっての移住者の存在意義を明確に示すことが社会的調和の装置として機能する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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都市問題,都市防災  ,  開発,再開発,都市整備 
引用文献 (17件):
  • 1) 小田切徳美(2016):「地域みがき」が人を呼ぶ-田園回帰の本質,岩波ブックレット,No.950,(16-27).
  • 2) 小田切徳美・尾原浩子(2018):農山村からの地方創生,筑波書房,東京.
  • 3) 図司直也(2013):地域サポート人材の政策的背景と評価軸の検討,農村計画学会誌,32(3),350-353.
  • 4) 筒井一伸・佐久間康富・嵩和雄(2015):都市から農山村への移住と地域再生-移住者の起業・継業の視点から-,農村計画学会誌,34(1),45-50.
  • 5) 上村真仁・山崎寿一(2015):沖縄県石垣市白保集落における自然環境保全と地域づくりの仕組み-地域住民の来歴に着目して-,住宅系研究報告会論文集10,日本建築学会43-52.
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