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J-GLOBAL ID：201902219686744092   整理番号：19A1900678

試験・測定技術 スクラッチ試験機による硬質めっきの密着性評価技術

著者 (4件)： 鷹合滋樹 (石川県工試) ,  谷内大世 (石川県工試) ,  宮本勘史 (石川県工試) ,  藤井要 (石川県工試)
資料名： 月刊トライボロジー  (トライボロジー)
号： 384  ページ： 24-25  発行年： 2019年08月10日 
JST資料番号： L0218A  ISSN： 0914-6121  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・硬質めっきの評価は,JIS規格の曲げ試験や熱衝撃試験により定性的に評価されるが,本稿では,Ni-Pめっきの密着性評価にスクラッチ試験を適用したとき定量的評価について報告。
・冷間圧延鋼板(SPCE)に無電解Ni-Pめっきを施し,先端部曲率半径が異なるダイヤモンド圧子を用いてスクラッチ試験を実施して,めっき皮膜の密着性を評価。
・スクラッチ試験において,スクラッチの進行方向に対して直角方向にめっき表面に亀裂が発生し,亀裂発生時の荷重を剥離荷重とすることでめっきの密着性を定量的に評価することが可能。
・ダイヤモンド圧子半径を大きくして先端の応力集中を下げると剥離荷重が高感度になるため,密着性評価にはR=0.8mmの圧子の使用が有効。

シソーラス用語： 材料試験 ,  *引かき試験 ,  硬質めっき ,  ニッケルめっき ,  無電解めっき ,  評価試験 ,  *密着性 ,  めっき皮膜 ,  冷延鋼板 ,  ダイヤモンド圧子 ,  半径 ,  応力集中 ,  層間剥離
準シソーラス用語： スクラッチ試験 ,  *無電解ニッケルめっき ,  定量的評価 ,  冷間圧延鋼板 ,  曲率半径

分類 (2件)： 材料試験  (HB02020U) ,  無電解めっき  (WC08024S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 試験 ,  スクラッチ試験 ,  硬質めっき ,  密着性 ,  評価