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J-GLOBAL ID：201902219755945387   整理番号：19A1955427

超精密/微細加工の周辺技術と将来展望

Peripheral Technology and Future Prospects of Ultraprecision/Micro Machining

著者 (1件)： 社本英二 (名古屋大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻)
資料名： 精密工学会誌(Web)  (Journal of the Japan Society for Precision Engineering (Web))
巻： 85  号： 7  ページ： 609-612(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0462A  ISSN： 1882-675X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・従来,超精密/微細加工は光学部品など限られた用途に適用されてきたが,近年,周辺技術の発展に伴い,金型や精密部品の仕上加工に適用範囲が拡大しており,本稿では,周辺技術の事例を紹介し,本技術の将来像について展望。
・1)金型鋼の超精密ダイヤモンド切削の困難さ,2)新しい材料技術,3)新しい切削加工技術,4)工作機械とその構成要素の高度化,5)工具と切れ刃処理技術の高度化,について概説。
・金型鋼の超精密ダイヤモンド切削において工具摩耗を抑制する対策としてアトム窒化法を紹介。
・新しい切削加工技術として超音波振動切削,超音波楕円振動切削加工,高度化技術として工作機械の微振動の大幅抑制,パルスレーザ研磨(PLG)による切れ刃の鋭利化技術を紹介。

シソーラス用語： *超精密加工 ,  微細加工 ,  金型 ,  ダイス鋼 ,  部品 ,  精密加工 ,  ダイヤモンド工具 ,  工具摩耗 ,  表面処理 ,  振動切削 ,  超音波加工 ,  パルスレーザ ,  レーザ加工 ,  イオン窒化
準シソーラス用語： *周辺技術 ,  金型鋼 ,  精密部品 ,  仕上加工【機械工作】 ,  超音波振動切削 ,  楕円振動切削 ,  プラズマ窒化

著者キーワード (16件)： ultraprecision machining ,  micro machining ,  diamond cutting ,  mirror surface ,  hardened die steel ,  elliptical vibration cutting ,  pulse laser grinding ,  electron-beam-excited plasma nitriding ,  ultraprecision machining ,  micro machining ,  diamond cutting ,  mirror surface ,  hardened die steel ,  elliptical vibration cutting ,  pulse laser grinding ,  electron-beam-excited plasma nitriding

分類 (1件)： 特殊加工  (QC04000Y)

引用文献 (12件)：

• 1) E. Brinksmeier, R. Gläbe and J. Osmer: Ultra-precision diamond cutting of steel molds, Annals of the CIRP, 55, 1 (2006) 551.
• 2) 齊藤寛史, 鄭弘鎮, 社本英二, 原民夫: アトム窒化を適用した鋼の鏡面切削, 2017年度精密工学会春季大会学術講演会論文集, (2017) 873.
• 3) 隈部淳一郎: 焼入鋼の切削加工に関する研究 (第2報) 超音波振動するダイヤモンド工具による精密切削, 精密機械, 41, 6 (1975) 584.
• 4) 森脇俊道, 社本英二, 井上健二: ステンレス鋼の超精密超音波振動切削加工の研究, 精密工学会誌, 57, 11 (1991) 1983.
• 5) 水谷雄大, 糸魚川文広, 社本英二, 中村隆: 鋼の超音波振動切削におけるダイヤモンド工具摩耗抑制機構の実験的検討, 精密工学会学術講演会講演論文集, C65 (2016) 125.

タイトルに関連する用語 (4件)： 超精密 ,  微細加工 ,  周辺 ,  将来展望