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J-GLOBAL ID：201902219904233078   整理番号：19A1814153

水和二重化学物理架橋を有する絹樹脂は高強度と靭性を達成する【JST・京大機械翻訳】

Silk Resin with Hydrated Dual Chemical-Physical Cross-Links Achieves High Strength and Toughness

著者 (5件)： Numata Keiji (Enzyme Research Team, Biomass Engineering Research Division, RIKEN Center for Sustainable Resource Science, Japan) ,  Ifuku Nao (Enzyme Research Team, Biomass Engineering Research Division, RIKEN Center for Sustainable Resource Science, Japan) ,  Masunaga Hiroyasu (Japan Synchrotron Radiation Research Institute, Hyogo, Japan) ,  Hikima Takaaki (RIKEN SPring-8 Center, Hyogo, Japan) ,  Sakai Takamasa (Department of Bioengineering, School of Engineering, The University of Tokyo, Japan)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 18  号： 6  ページ： 1937-1946  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 天然絹繊維は,高強度および延性のような優れた機械的性質を示すことが知られている。しかし,再生絹材料は我々の日常生活における強靭な構造材料としてまだ使用されていない。再生絹材料による機械的性質を再現するために,絹材料のネットワーク構造と水和状態を研究し,本研究で最適化した。これは,水和及び脱水絹材料,すなわち絹ヒドロゲル及び樹脂における化学的及び物理的架橋の影響を示す最初のものである。穏やかな水和条件(相対湿度20~60%)は,化学的および物理的架橋を有する強靭で強い絹材料を実現する。絹分子の比較的高い濃度の場合,絹ベース材料の高強度と靭性への寄与は,βシート架橋と化学的ジチロシン結合だけでなく,絹分子の疎水性相互作用によるもつれと集合からも生じると考えられる。さらに,脱水処理は天然環境における絹樹脂の生分解性を妨げなかった。全体的な結果に基づいて,制御されたネットワーク構造と水和状態を有する絹樹脂は,好ましい生物分解性を維持しながら,バルク絹材料に対して可能な最高の靭性を達成することに成功した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 最適化 ,  ネットワーク構造 ,  微生物分解性 ,  *絹 ,  疎水性相互作用 ,  *靱性 ,  構造材料 ,  延性 ,  脱水 ,  *水和 ,  相対湿度 ,  β構造 ,  自然環境 ,  ヒドロゲル
準シソーラス用語： *高強度 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 水和 ,  物理架橋 ,  絹 ,  高強度 ,  靭性