抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】子宮頚部上皮内腫瘍(CIN)と子宮頚癌(CIN)の患者におけるヒトパピローマウイルス(HPV)E6/E7mRNA発現の臨床的価値を調査する。【方法】2015年6月2017年6月に,224人のハイリスクヒトパピローマウイルス(HR-HPV)の感染患者を,CINI群(75例),CINII群(24例),CINIII群(21例)に割り付けた。子宮頚癌群(14例)に、同期病理診断の結果、正常或いは炎症者90例を選択し、b-DNA法を用いて子宮頸脱落細胞HPVE6/E7mRNA発現の陽性率及び発現量を測定した。HPVE6/E7mRNA発現の陽性率と発現レベルを,異なる液体ベースの薄層細胞検査(TCT)で比較した。結果:各群のHPVE6/E7mRNA陽性率は次第に低下し、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。HPVE6/E7mRNAの発現は,子宮頚癌群(P<0.05),CINI,II(P>0.05),CINI群(P>0.05)および正常群(P>0.05)で,他の群より有意に高かった。子宮頸癌群,高レベル(HSIL),低悪性度(LSIL),非定型的(ASC)扁平上皮内腫瘍,非上皮内病変(NSIL)HPVE6/E7mRNAの陽性率は,徐々に減少し,HPVE6/E7mRNA発現は,徐々に減少した。子宮頸癌群のHPVE6/E7mRNA陽性率は他のTCTレベルより高く、子宮頸がん群のHPVE6/E7mRNA発現は他のTCTレベルより高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。【結語】HPVE6/E7mRNA検出は,子宮頚癌および高グレードCINのスクリーニングに役立ち,前癌病変および子宮頚癌のスクリーニングのための分子マーカーとして用いることができる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】