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J-GLOBAL ID：201902220392409767   整理番号：19A1004314

修正プラセボ鎮痛:オペラント条件付けに基づくプラセボ効果の新しい機構【JST・京大機械翻訳】

Rewarded placebo analgesia: A new mechanism of placebo effects based on operant conditioning

著者 (5件)： Adamczyk Waclaw M. (Pain Research Group, Institute of Psychology, Jagiellonian University, Krakow, Poland) ,  Adamczyk Waclaw M. (Department of Kinesiotherapy and Special Methods in Physiotherapy, The Jerzy Kukuczka Academy of Physical Education, Katowice, Poland) ,  Wiercioch-Kuzianik Karolina (Pain Research Group, Institute of Psychology, Jagiellonian University, Krakow, Poland) ,  Bajcar Elzbieta A. (Pain Research Group, Institute of Psychology, Jagiellonian University, Krakow, Poland) ,  Babel Przemyslaw (Pain Research Group, Institute of Psychology, Jagiellonian University, Krakow, Poland)
資料名： European Journal of Pain  (European Journal of Pain)
巻： 23  号： 5  ページ： 923-935  発行年： 2019年 
JST資料番号： W2571A  ISSN： 1090-3801  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:プラセボ鎮痛は,古典的条件付けと観察学習の2つの学習過程により説明される。第3の学習プロセス,オペラントコンディショニングは,プラセボ効果の機構として以前には研究されていない。著者らは,オペラントコンディショニングによるプラセボ鎮痛を誘発することを目的とした。方法:3群の参加者は,同じ強度の電気皮膚疼痛刺激を受け,オレンジまたは青色刺激のどちらかに先行した。研究の条件付け段階において,実験群からの参加者は,色刺激(プラセボ)の1つに続く低い疼痛反応と他の色刺激(非プラセボ)に続く高い疼痛反応のために報酬された。さらに,それらの疼痛反応がプラセボ刺激後に高く,非プラセボ刺激後に低い時に,それらはpunされた。偶発性の役割を調査するために,報酬/punishと疼痛反応の間の依存関係である,ランダム対照群は,非偶発的な方法で報酬とpunishを受けた。色対照群は,非連想学習を制御するために,報酬またはpunishを受けなかった。疼痛強度評価を結果尺度として使用し,疼痛評価に関する言語フィードバックを報酬/punishとして使用した。結果:報酬とpunishmentが中止されたとき,実験群からの参加者だけがプラセボに続く非プラセボ刺激に続いてより少ない痛みを経験した;すなわち,プラセボ鎮痛はこの群で見られた。この効果は研究中に消失しなかった。結論:プラセボ鎮痛は,プラセボ効果を生み出すための第3の機構と考えられる操作条件により誘導される。さらに,疼痛反応と報酬/punishの間の偶発性は,操作条件を通してプラセボの鎮痛を誘発するために重要である。意義:現在のプラセボ文献によると,プラセボの鎮痛は,古典的な条件付けと観察的学習の2つの学習プロセスによって説明できる。第3の学習プロセス,オペラントコンディショニングは,プラセボ効果の機構として以前には研究されていない。著者らの研究は,患者がオペラント条件付けの結果としてプラセボの鎮痛を学習できることを明らかにし,患者が例えば医療従事者と相互作用するときに自発的に起こる可能性のある強化を制御することにより,無作為化比較試験が改善できることを示唆する。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ランダム化比較試験 ,  学習 ,  コンティンジェンシー ,  医療従事者 ,  言語 ,  フィードバック ,  *オペラント行動 ,  ヒト ,  *偽薬 ,  相互作用 ,  疼痛 ,  疼痛測定
準シソーラス用語： *疼痛緩和 ,  プラセボ効果 ,  *オペラント条件づけ ,  *プラセボ鎮痛効果 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： たんでき性鎮痛薬・麻薬の臨床への応用  (GW03090K) ,  神経の基礎医学  (GN01020W) ,  神経系の疾患  (GN03000O)

タイトルに関連する用語 (3件)： プラセボ鎮痛 ,  オペラント条件付け ,  プラセボ効果