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J-GLOBAL ID:201902220394596052   整理番号:19A2823008

トロンボスポンジンモチーフ2によるディスインテグリンおよびメタロプロテイナーゼは,小脳ではなく,生後大脳皮質および海馬におけるリーリンを切断し不活性化する【JST・京大機械翻訳】

A disintegrin and metalloproteinase with thrombospondin motifs 2 cleaves and inactivates Reelin in the postnatal cerebral cortex and hippocampus, but not in the cerebellum
著者 (12件):
資料名:
巻: 100  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: W0279A  ISSN: 1044-7431  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リーリンは,ニューロン発生の調節,シナプス機能の調節,およびアミロイドβ毒性の対抗において重要な役割を果たしている。Reelinの特異的蛋白質分解(N-t開裂)はその生物活性を消失させる。著者らは最近,胚および初期の出生後脳における主要なN-t切断酵素として,ADAMTS-3(トロンボスポンジンモチーフ3を有するジインテグリンおよびメタロプロテイナーゼ)を同定した。特に出生後の脳における他のプロテアーゼの寄与は,in vivoでは示されていない。ADAMTS-2,-3および-14は類似のドメイン構造および基質特異性を共有し,ADAMTS-2および-14がリーリンを切断する可能性を高めた。培養細胞系で発現した組換えADAMTS-2蛋白質は,ADAMTS-3と同様にN-t部位でReelinを切断するが,組換えADAMTS-14はReelinをほとんど切断しないことを見出した。disンドメインはADAMTS-2と-3のReelin切断活性に必要である。ADAMTS-2はADAMTS-3とほぼ同じレベルで成体脳で発現する。ADAMTS-2ノックアウト(KO)マウスを作成し,ADAMTS-2が出生後大脳皮質および海馬におけるN-t切断およびReelinの不活性化に有意に寄与するが,小脳においてはより少ないことを見出した。従って,ADAMTS-2は統合失調症やアルツハイマー病などの成人脳疾患の治療標的となり得ることが示唆された。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  神経の基礎医学 

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