抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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実現可能性ポンプは,単一目的整数線形プログラムの高品質実行可能解を計算するために,ほぼ10年前に開発された成功した発見的手法の一つであり,CPLEXやGurobiのような正確な商用ソルバーに実装されている。本研究では,任意の数の目的を持つ多目的混合整数線形計画の非支配的な前縁を近似的に生成するための,最初の実現可能性ポンプベースのHeuristic(FPBH)を提示した。提案したアルゴリズムは,二目的純粋整数計画に対する最近の研究を拡張し,単一目的および多目的最適化の両方の文献において,いくつかの既存アルゴリズムのカスタマイズ版を採用した。この方法は2つの望ましい特性を有する。(1)時間限界以外のユーザによって調整されるパラメータはない。(2)並列性を自然に利用できる。広範な計算研究により,真のフロンティアが知られているいくつかの既存の標準テストインスタンスと,いくつかのランダムに生成されたインスタンスに対する提案方法の有効性を示した。また,FPBHの並列化特徴の重要性を数値的に示し,FPBHが,多目的ナップサック問題の事例において,Tricoire(2012)により開発されたMDLSよりも優れていることを示した。著者らは,FPBHのコースの間に生じる線形プログラムを解くために,異なる商業的および非商業的線形計画ソルバーを用いることの効果をテストし,FPBHの性能がほとんどすべての場合においてほとんど同じであることを示した。FPBHはGitHub上の「FPBH.jl」と命名されたオープンソースJuliaパッケージとして利用可能であるということに価値がある。パッケージは一般的なジャンプモデリング言語と互換性があり,LPとMPSファイルフォーマットにおける入力をサポートする。パッケージは,非支配的なフロントをプロットすることができ,異なる品質測度(超体積,基数,被覆率,均一性)を計算でき,複数のプロセッサ上で実行をサポートし,MathProgBase.jl(CPLEX,Clp,glpKなど)によってサポートされた線形プログラミングソルバを使用することができる。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】