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J-GLOBAL ID:201902220579393368   整理番号:19A0852023

有機溶液中の正帯電高分子パッチ状ミセルの自己集合と集合体の可逆的超音波応答性【JST・京大機械翻訳】

Self-assembly of positively charged polymer patchy micelles in organic solutions and the reversible ultrasound responsivity of the assemblies
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 606-614  発行年: 2019年 
JST資料番号: W2466A  ISSN: 2052-1537  CODEN: MCFAC5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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非対称構造の自己集合は階層構造の作製における応用に魅力的である。しかし,有機溶媒中の荷電非対称粒子の自己集合における静電相互作用の役割は完全には理解されていない。本研究では,有機溶液中の正に帯電したパッチミセルの自己集合と集合体の可逆的超音波応答性を研究した。架橋/四級化ポリ(2-(ジメチルアミノ)エチルメタクリレート(Q-PDMAEMA)コアおよびポリ(オリゴ(エチレングリコール)モノメチルエーテルメタクリラート)(POEGMA)コロナを有する表面ミセル(s-ミセル)をシリカ粒子の表面上に調製した。正に帯電した斑状ミセルをs-ミセルの開裂により合成した。THF中では,パッチ状ミセルは,壁中に正に帯電したQ-PDMAEMAおよびコロナ中にPOEGMAを有するベシクルに自己集合する。ベシクルの平均サイズはPOEGMA鎖長に依存した。壁における正に帯電したQ-PDMAEMAパッチ間の反発静電相互作用は,集合体の低自由エネルギーの達成に好ましくないが,超音波照射下での構造の解離におけるエネルギー障壁を克服するためのベシクルに対してはエネルギー的に有利である。ベシクル構造は可逆的超音波応答性を示した。超音波処理の下で,パッチ状ミセルによって形成されたベシクルは,凝集体および孤立した斑状ミセルを含む過渡的ナノ構造に解離する。超音波がスイッチされると,過渡ナノ構造はベシクルに自己集合する。対照的に,架橋ベシクルは超音波応答性を示さなかった。本研究は,非対称構造に基づく応答性集合体の作製に対する新しいアプローチを提供し,集合体は医学およびバイオエンジニアリングにおける潜在的応用を見出すことができた。Copyright 2019 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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高分子固体のその他の性質 

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