抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】口腔扁平上皮癌(OSCC)の細胞増殖,移動および浸潤に及ぼす環状RNAhsa_circ_0063772の効果を調査する。【方法】2017年2月から2018年12月まで,北京大学の深セン病院口腔顎顔面外科患者33人に口腔扁平上皮癌を診断し,リアルタイム蛍光定量的PCRを用いて環状RNAhsa_circ_0063772を検査した。癌周囲組織、OSCC細胞株(SCC15、SCC25、SCC9、CAL27)及びヒトケラチノサイト細胞株における発現レベルを測定した。hsa_circ_0063772の発現レベルを,細胞計数実験,スクラッチ試験,Transwell実験,および細胞計数実験を通して,OSCC細胞株SCC15とCAL27の細胞株で過剰発現した。OSCC細胞の増殖,遊走および浸潤能に及ぼす環状RNAhsa_circ_0063772の効果を,ウェスタンブロット法およびヌードマウスの腫瘍形成実験により検出した。【結果】OSCCにおける環状RNAhsa_circ_0063772の発現は,隣接組織(11.30±0.31)(t=5.20,P<0.001)のそれより有意に低かった。OSCC細胞株における発現(SCC15:0.12±0.01);SCC25:0.18±0.02;SCC9:0.21±0.01;CAL27:0.13±0.01)は,ヒトケラチノサイト(1.02±0.02)(tSCC15=41.91,tSCC25=29.21,tSCC9=35.16,tCAL27=41.86,P<0)より著しく低かった(tSCC15=41.91,tSCC25=29.21,tSCC9=35.16,tCAL27=41.86,P<0.01)。001)。細胞計数実験の結果,過剰発現群のOSCC細胞の増殖活性(SCC15:0.76±0.01)を示した。CAL27:0.74±0.02)は,無負荷群(SCC15:1.22±0.04)より著しく低かった。CAL27:0.99±0.03;tSCC15=12.58;tCAL27=6.97)(P<0.05)。Transwell移動試験の結果,過剰発現群の遊走細胞数(SCC15:148.00±14.57;CAL27:243.00±13.00は,無負荷群(SCC15:580.30±42.91)より著しく低かった。CAL27:424.70±18.66)(P<0.01)。Transwell浸潤試験の結果,過剰発現群(SCC15:123.70±6.98;CAL27:326.00±17.01)の浸潤細胞数は,無負荷群(SCC15:517.70±9.96)より著しく低かった。CAL27:454.30±8.09(P<0.01)。ヌードマウスにおける腫瘍形成の実験結果は,ヌードマウスの腫瘍容積[(306.40±16.51)mm3]と腫瘍重量[(289.40±11.44)mg]が,空負荷群[(582.60±32.51)mm3,t=7.]より有意に小さいことを示した。(599.60±21.27)mg,t=7.58,P<0.001;【結語】隣接組織と比較して,環状RNAhsa_circ_0063772は,OSCC組織で低発現を示し,hsacirc_0063772の過剰発現は,口腔扁平上皮癌細胞の増殖,移動および浸潤を阻害する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】