文献

J-GLOBAL ID：201902220805296436   整理番号：19A0000457

光ファイバを用いたPC張力計測技術の開発と適用

Development and Application of PC-Tensioning Force Measurement Technology Using Optical Fiber

著者 (5件)： 大窪一正 (鹿島建設) ,  今井道男 (鹿島建設) ,  曽我部直樹 (鹿島建設) ,  戸邉勇人 (鹿島建設) ,  山野辺慎一 (鹿島建設)
資料名： 鹿島技術研究所年報(CD-ROM)  (Annual Report. Kajima Technical Research Institute, Kajima Corporation (CD-ROM))
巻： 66  ページ： 69-74  発行年： 2018年12月01日 
JST資料番号： F0127B  ISSN： 2434-9569  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： PC橋梁やグラウンドアンカーなど,PC技術を適用した構造物は,道路,鉄道といった重要な社会インフラを構成しており,施工時における品質の確保や供用中における維持管理は必須の課題である。これらの構造物では,PCケーブルを緊張,定着させることで構造物や地盤に導入される張力が設計の前提であるため,施工時には必要な張力が確実に導入され,供用中にはその変動が設計で想定される範囲内であることが求められる。本研究では,施工時から供用中までPCケーブルの導入張力を任意の位置で直接計測することを目的として,光ファイバを用いたPC張力計測システムを開発した。また,PC橋梁上部工の内ケーブルおよび外ケーブル,グラウンドアンカーを対象として,施工時および供用中のPCケーブルの張力分布を現場で計測できることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *光ファイバ ,  *張力 ,  ケーブル ,  応力測定 ,  プレストレス ,  *歪測定 ,  監視 ,  維持管理 ,  歪分布 ,  応力分布 ,  撚線 ,  アースアンカ
準シソーラス用語： PCケーブル ,  PC鋼より線 ,  グラウンドアンカ

分類 (1件)： 光導波路,光ファイバ,繊維光学  (BD06030H)

引用文献 (4件)：

• 國富,只熊,及川,石塚;PC箱桁橋における外ケーブル張力の継続計測-東九州自動車道平田川橋-,第22回プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウム論文集,2013,pp.363-365.
• Leung, Christopher KY, et al ;Review: optical fiber sensors for civil engineering applications, Materials and Structures, Vol.48, No.4, 2015, pp.871-906.
• 大窪,今井,千桐,中上 ;光ファイバーを用いたPC緊張力計測技術,第25回プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウム論文集,2016,pp.283-288.
• 土木研究所,日本アンカー協会;グラウンドアンカー維持管理マニュアル,2008.

タイトルに関連する用語 (5件)： 光ファイバ ,  PC ,  張力 ,  計測 ,  開発