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J-GLOBAL ID：201902220898899512   整理番号：19A0659587

気相で観測したナトリウム化モデルペプチドの動力学的にトラップされた液体状態配座異性体【JST・京大機械翻訳】

Kinetically Trapped Liquid-State Conformers of a Sodiated Model Peptide Observed in the Gas Phase

著者 (4件)： Schneider Markus (Theory Department, Fritz-Haber-Institut der Max-Planck-Gesellschaft, Germany) ,  Masellis Chiara (Laboratoire de Chimie Physique Moleculaire, EPFL SB ISIC LCPM, Ecole Polytechnique Federale de Lausanne, Switzerland) ,  Rizzo Thomas (Laboratoire de Chimie Physique Moleculaire, EPFL SB ISIC LCPM, Ecole Polytechnique Federale de Lausanne, Switzerland) ,  Baldauf Carsten (Theory Department, Fritz-Haber-Institut der Max-Planck-Gesellschaft, Germany)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 121  号： 36  ページ： 6838-6844  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 螺旋構造を安定化する力を完全に理解するために,気相におけるヘリックス形成を研究するためのモデル系であるペプチドAcPheAla_5LysH+を調べた。特に,ペプチドのC末端における正電荷の局所固定が,Ala及びナトリウムカチオンによりプロトン化C末端Lys残基を置換することによりヘリックス形成の必要条件であるかどうかの疑問に取り組んだ。密度汎関数理論(DFT)に基づく分子シミュレーションによる極低温冷却イオンの気相振動分光法の組合せは,詳細な構造解明を可能にする。移動性正電荷がペプチド骨格と強く相互作用し,二次構造形成を破壊するので,二酸化AcPheAla_6に対して,螺旋構造よりも球状であることを見出した。興味あることに,シミュレーションからのグローバル最小構造は実験には存在しない。これは,実験で観測された速度論的にトラップされた構造を最終的に生じるペプチド-カチオン相互作用の再配列に関与する高い障壁に起因すると解釈した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *気相 ,  *ペプチド ,  振動分光法 ,  密度汎関数法 ,  *ナトリウム ,  カチオン ,  プロトン化 ,  速度論 ,  相互作用 ,  ヘリックス構造
準シソーラス用語： 再配列 ,  分子シミュレーション ,  残基 ,  正電荷 ,  C末端 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： ペプチド  (CF10080G)

タイトルに関連する用語 (7件)： 気相 ,  観測 ,  ナトリウム ,  モデル ,  ペプチド ,  動力学 ,  配座異性体