文献

J-GLOBAL ID：201902221285394341   整理番号：19A1814366

植物におけるDNAの効果的な送達と放出のための刺激応答性ペプチド【JST・京大機械翻訳】

Stimulus-Responsive Peptide for Effective Delivery and Release of DNA in Plants

著者 (2件)： Chuah Jo-Ann (Enzyme Research Team, Biomass Engineering Research Division, RIKEN Center for Sustainable Resource Science, Japan) ,  Numata Keiji (Enzyme Research Team, Biomass Engineering Research Division, RIKEN Center for Sustainable Resource Science, Japan)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 19  号： 4  ページ： 1154-1163  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物系における効率的な遺伝子デリバリーのために,非ウイルスベクターとDNA複合体は細胞外安定性,細胞壁/膜転移能,エンドソーム脱出と細胞内DNA放出の両方を仲介する能力を必要とする。ペプチドは,それらのDNA結合,細胞透過性およびエンドソーム脱出特性により,魅力的な遺伝子デリバリーベクターを作る。しかしながら,細胞内のDNA放出はこれまで非効率的であり,それは不十分で遅延した遺伝子発現をもたらすが,インターナリゼーションと輸送機構の両方の理解の欠如は効率的なペプチド遺伝子デリバリーベクターの設計に対するさらなる障害である。ここでは,2つのシステイン間のジスルフィド結合により形成される環状DNA結合ドメインを有する効率的な細胞透過性ペプチドである細胞環境応答ベクターBPCH7を用いて,植物への遺伝子デリバリーの成功を報告する。BPCH7の環状構造はin vitroでDNAへの高い親和性付着を付与する。細胞へのエンドサイトーシスに続いて,細胞内グルタチオンにより促進されるジスルフィド結合切断は,関連DNAカーゴの放出を可能にするBPCH7内の構造変化を誘導する。線形DNA結合ドメインを持つ細胞透過性ペプチドBPKHとの比較研究は,BPCH7が細胞及びアンベイルにおける遺伝子移動を最大化し迅速にすることを示し,ペプチド-DNA複合体のインターナリゼーションにおける植物気孔の重要な役割を初めて示した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 遺伝子発現 ,  遺伝子 ,  *ペプチド ,  ベクター ,  複合体 ,  インターナリゼーション ,  *DNA【核酸】 ,  ジスルフィド結合 ,  エンドソーム ,  in vitro実験 ,  DNA結合 ,  非ウイルスベクター ,  分子遺伝現象 ,  膜 ,  生体膜 ,  細胞内膜系 ,  小胞 ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  トリペプチド ,  含硫アミノ酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： 遺伝子デリバリーシステム , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 遺伝子操作  (EC02050B)

物質索引 (2件)： グルタチオン ,  システイン

タイトルに関連する用語 (6件)： 植物 ,  DNA ,  送達 ,  放出 ,  刺激応答性 ,  ペプチド