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J-GLOBAL ID:201902221464220242   整理番号:19A1883929

弱く配列したイオン充填を持つ二分性明確なナノ構造はピロリジニウムアセタートの溶媒和性を説明する【JST・京大機械翻訳】

Dichotomous Well-defined Nanostructure with Weakly Arranged Ion Packing Explains the Solvency of Pyrrolidinium Acetate
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資料名:
巻: 121  号: 27  ページ: 6610-6617  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ピロリジニウムイオン液体,特にピロリジニウム酢酸塩(PyrrAc)は,燃料電池とリチウムイオン電池の電解質,酸触媒反応の溶媒として,バイオマスからリグニンを抽出する優れた能力を示した。本研究において,PyrrAcの異常な液体ナノ構造が他のイオン液体と比較して溶媒としてのその汎用性の鍵であることを示した。多重H/D同位体置換による中性子回折により,PyrrAcのバルクナノ構造は相互貫入極性及び無極性ドメインの双連続ネットワークであることを明らかにした。しかし,両ドメインにおけるグループの配置は,他のイオン液体で見られるものとは著しく異なっていた。無極性領域において,ピロリジニウム環は高度にインターカレーションされ,無秩序であり,隣接ピロリジニウム環間の優先配向はなく,イミダゾリウムまたはピリジニウムイオン液体中で見られるπ-πスタッキングと線形アルキルアンモニウムイオン液体中の尾部二分子配列の両方から区別された。極性分域内のH結合ネットワークは有限クラスタを形成するだけで,長い湾曲H結合を持ち静電学に適合する。従って,PyrrAcは明確に定義された両親媒性ナノ構造を有するが,極性及び無極性ドメインにおけるグループの無秩序配列は広範囲の溶質に適応することを可能にする。したがって,明確な極性/無極性ナノ構造の組み合わせは,ドメイン内のグループの無秩序な配列が,リグニン抽出と電解質としてのPyrrAcの能力の起源である。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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融解塩 
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