文献

J-GLOBAL ID：201902221494926371   整理番号：19A1408010

カーボンナノチューブは脂質ベシクルの融合を媒介する【JST・京大機械翻訳】

Carbon Nanotubes Mediate Fusion of Lipid Vesicles

著者 (6件)： Bhaskara Ramachandra M. (Department of Theoretical Biophysics, Max Planck Institute of Biophysics, Germany) ,  Linker Stephanie M. (Department of Theoretical Biophysics, Max Planck Institute of Biophysics, Germany) ,  Voegele Martin (Department of Theoretical Biophysics, Max Planck Institute of Biophysics, Germany) ,  Koefinger Juergen (Department of Theoretical Biophysics, Max Planck Institute of Biophysics, Germany) ,  Hummer Gerhard (Department of Theoretical Biophysics, Max Planck Institute of Biophysics, Germany) ,  Hummer Gerhard (Institute for Biophysics, Goethe University Frankfurt, Germany)
資料名： ACS Nano  (ACS Nano)
巻： 11  号： 2  ページ： 1273-1280  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： W2326A  ISSN： 1936-0851  CODEN： ANCAC3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脂質膜の融合は高エネルギー障壁により反対である。生きている生物において,複雑な蛋白質はこの生物学的に必須な過程を実行する。ここでは,膜貫通カーボンナノチューブ(CNT)が小脂質小胞の自発的融合を誘発できることを示した。粗粒分子動力学シミュレーションにおいて,2つのベシクル間のCNT架橋がそれらの脂質構造を局所的に摂動することを見出した。それらの外側の小葉は,膜から脂質を引き抜き,依然として無傷の内部小葉を持つ砂時計形の融合中間体を形成する。CNTがベシクル中心を結合する対称軸から離れると,内部小葉は融合し,融合を完了する細孔を形成する。CNT仲介膜融合の異なる機構は移転可能であり,例えば薬物または核酸の標的化デリバリーのための融合剤の開発におけるガイダンスを提供する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 中間体 ,  シミュレーション ,  *脂質 ,  *カーボンナノチューブ ,  核酸 ,  細孔 ,  対称性 ,  ターゲティング ,  脂質膜 ,  膜融合 ,  *ベシクル ,  タンパク質
準シソーラス用語： 分子動力学シミュレーション ,  粗粒子 ,  エネルギー障壁 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 膜融合 ,  ベシクル ,  カーボンナノチューブ ,  膜ステープル ,  粗視化シミュレーション

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (3件)： カーボンナノチューブ ,  脂質ベシクル ,  融合