文献

J-GLOBAL ID：201902221742816457   整理番号：19A1271845

奇質量核における殻模型計算のための変分モンテカルロ法と対称性の回復【JST・京大機械翻訳】

Variational Monte Carlo method for shell-model calculations in odd-mass nuclei and restoration of symmetry

著者 (2件)： Shimizu Noritaka (Center for Nuclear Study, The University of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-0033, Japan) ,  Mizusaki Takahiro (Institute of Natural Sciences, Senshu University, 3-8-1 Kanda-Jinbocho, Chiyoda-ku, Tokyo 101-8425, Japan)
資料名： Physical Review. C  (Physical Review. C)
巻： 98  号： 5  ページ： 054309  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0747A  ISSN： 2469-9985  CODEN： PRVCAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:大規模シェルモデル計算(LSSM)は核分光情報を記述する強力なモデルであるが,膨大な量の計算資源を必要とする。LSSMに対する効率的な近似フレームワークとして,変分モンテカルロ(VMC)法[T.Mizusakiら,[引用文献情報:原文を参照]]を導入した。しかし,この枠組みは偶質量核にのみ適用できた。目的:より良い精度のためにVMC法を拡張し,それを奇数質量核に適用することを目的とした。方法:核殻モデル計算においてPfaffianを用いたVMC法に対する2種類の拡張を調べた。一つは奇質量核への拡張であり,そのために,VMC行列要素の新しいPfaffian表現を見出した。もう一つは角度運動量射影後の変化の拡張である。結果:完全角運動量投影試行状態をVMC法に実装することに成功し,これにより正確なイラストエネルギーを得ることができた。また,VMCにおけるこの角運動量射影は,「近似的に」実行できるというユニークな特性を見出した。結論:投影後の変化を伴う統一VMCフレームワークは偶数および奇数質量核の両方に対して与えられる。近似角運動量射影は,効率的な計算だけでなく,エネルギー分散外挿によるyrastエネルギーの正確な推定にも有用である。Copyright 2019 The American Physical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 外挿法 ,  *モンテカルロ法 ,  *殻模型 ,  エネルギー散逸 ,  運動量 ,  射影 ,  核分光法 ,  奇数 ,  *変分法 ,  角運動量 ,  近似法 ,  偶数
準シソーラス用語： 行列要素 ,  モデル計算 ,  計算資源 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 原子核模型  (BG02040Z) ,  原子核の一般的性質  (BG02010S)

引用文献 (1件)：

• Phys. Rev. C 85, 021301(R) (2012)

タイトルに関連する用語 (6件)： 質量 ,  核 ,  殻模型 ,  計算 ,  変分モンテカルロ法 ,  対称性の回復