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J-GLOBAL ID:201902221788780383   整理番号:19A1884020

炭酸ジエチルLiClO_4溶液中の過渡アニオンオリゴマ(LiClO_4)_n-(n=1~4)の観測とシミュレーション【JST・京大機械翻訳】

Observation and Simulation of Transient Anion Oligomers (LiClO4)n- (n = 1-4) in Diethyl Carbonate LiClO4 Solutions
著者 (7件):
資料名:
巻: 121  号: 31  ページ: 7464-7472  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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NMR測定は,LiClO_4の低誘電率溶液を含む炭酸ジエチル(DEC)が(LiClO_4)_nオリゴマを含むことを示した。これらの化学種の溶媒和と事前の電子による還元をピコ秒パルス放射線分解測定により追跡した。データ解析は,近赤外(NIR)と可視域で吸収するいくつかのアニオンが7ps電子パルス後に形成されることを示した。LiClO_4のテトラヒドロフラン(THF)溶液と対照的に,アニオン性単量体(LiClO_4)-はDEC溶液中では観察されなかった。これは,DECが非照射溶液中の単量体のクラスタ化に有利な非極性溶媒であるという事実によるものであり,NMR結果によって示されるように,またアニオン性単量体の不安定性によるものである。アニオン二量体(LiClO_4)_2-,三量体(LiClO_4)_3-,および四量体(LiClO_4)_4-の吸収スペクトルを,NIRおよび可視域で明確に観察した。THF中の同じ系で得られた結果と比較し,シミュレーションした吸収スペクトルと一致して,実験結果は,nが増加すると吸収バンドがスペクトルの青色端にシフトすることを示した。モルLiClO_4溶液に対して記録された速度論は,溶質が大きなn値を有するオリゴマ(LiClO_4)_nの形だけであり,還元種が可視領域で弱く吸収することを示した。最後に,極性溶媒中の良く分離されたイオンに対して知られているものとは対照的に,(LiClO_4)_n-アニオンは自己還元に関して安定でなく,過塩素酸アニオンの分解をもたらすことを示した。この反応において,過塩素酸アニオンClO_4-はLi原子により塩素酸アニオンClO_3-に還元される。これは,LiClO_4を含む照射DEC溶液中の質量分析測定によって検出されたClO_3-および塩素化種の存在によって証明された。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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ミセル  ,  塩  ,  電解質水溶液 
タイトルに関連する用語 (4件):
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