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J-GLOBAL ID：201902221847413943   整理番号：19A1444406

ゴム・プラスチック難燃剤 ヨーロッパにおける難燃エラストマーの開発動向~ジエチルホスフィン酸金属塩を用いた熱可塑性ポリエステルエラストマーの難燃化~

Developmental Trend of Flame Retardant for Elastomer in Europe Effect of Diethyl Phosphate for TPEE

著者 (2件)： 新川桂太郎 (クラリアントケミカルズ) ,  石塚智也 (クラリアントケミカルズ)
資料名： 日本ゴム協会誌  (Journal of the Society of Rubber Science and Technology, Japan)
巻： 92  号： 6  ページ： 223-226  発行年： 2019年06月15日 
JST資料番号： G0157A  ISSN： 0029-022X  CODEN： NGOKAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 安全性の観点から,火災のリスクを最小にすることが求められる。そのため市場は,輸送,建設及び電子・電気に対して難燃性を持つプラスチック材料を使用することを求める。また,これらの市場に対してゴム及びエラストマー材料も,また難燃性の基準を達成することを要求される。ジエチルホスフィン酸金属塩は,一般的なP系難燃剤よりも高い熱安定性を有し,火災の場合に健康に対するリスクがより低いので,エンジニアリングプラスチックのための有効なハロゲンフリー難燃剤である。ここでは,リスクを低減するためのケーブル材料用PVCの代替材料の1つである熱可塑性ポリエステルエラストマーに対する効果を評価した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *難燃性 ,  *難燃剤 ,  熱可塑性プラスチック ,  *熱可塑性ゴム ,  ポリエステル ,  ブロック共重合体 ,  ケーブル ,  安全性 ,  火災 ,  リスク ,  ヨーロッパ ,  熱安定性 ,  エンジニアリングプラスチック ,  塩 ,  リン酸誘導体 ,  有機リン化合物
準シソーラス用語： エラストマ ,  金属塩

分類 (3件)： 抵抗性  (YH02050K) ,  難燃剤  (YH05060Q) ,  ゴム  (YH07020M)

物質索引 (1件)： ジエチルホスホナート

引用文献 (2件)：

• 1) Weil, E. D.; Levchik, S. V. Flame retardants for plastics and textiles, Hanser, Munich 2009, pp 97.
• 2) Molyneux, S.; Stec, A. A.; Hull, T. R. Polym. Degrad. Stab., 2014, 106, 36.

タイトルに関連する用語 (12件)： ゴム ,  プラスチック ,  難燃剤 ,  ヨーロッパ ,  難燃 ,  エラストマー ,  開発動向 ,  ジエチル ,  ホスフィン酸 ,  金属塩 ,  熱可塑性ポリエステルエラストマー ,  難燃化