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J-GLOBAL ID：201902221982146325   整理番号：19A2073320

野外調査と内業を効率化するスマートフォン利用データベースの開発

著者 (5件)： 中村彰宏 (大阪府大 大学院生命環境科学研究科) ,  藤野和臣 (大阪府大 大学院生命環境科学研究科) ,  木寺由樹 (大阪府大 大学院生命環境科学研究科) ,  中山祐一郎 (大阪府大 大学院現代システム研究科) ,  守村敦郎 (カピーバ企画)
資料名： 日本緑化工学会誌  (Journal of the Japanese Society of Revegetation Technology)
巻： 45  号： 1  ページ： 228-231  発行年： 2019年08月31日 
JST資料番号： Z0839A  ISSN： 0916-7439  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 樹木管理や野外調査の外業と内業を効率化するために,スマートフォンで動作するデータベースを開発した。多くの人が多様な調査内容に応じてデータベースを構築できるよう,具体的な作成,使用方法を解説した。データベースが動作するスマートフォンを用いたサクラの開花と台風被害調査で,写真撮影と状態選択を1個体約30秒でできた。結果のデジタル出力,スクリプト処理により,整理に多大な労力を要した画像出力と名前変更の一括処理が瞬時にできた。デジタル端末とデータベースを用いた現地調査によって,一次的な内業時間をほぼ削減でき,従来の紙ベースの現地調査での外業と内業の多くを効率化できた。(著者抄録)

シソーラス用語： *調査 ,  事務 ,  *効率化 ,  *応用プログラム ,  情報システム ,  画像分析 ,  栽培管理 ,  サクラ ,  損害 ,  状態選択
準シソーラス用語： *野外調査 ,  デスクワーク ,  *作業効率化 ,  *スマートフォンアプリケーション ,  データベースシステム ,  画像解析 ,  樹木管理 ,  台風被害

分類 (2件)： ドキュメンテーション  (EA01020H) ,  ドキュメンテーション  (FA01020I)

引用文献 (8件)：

• 1) Clegg, P., Bruciatelli, L., Domingos, F., Jones, R. R., De Donatis, M. and Wilson, R. W. (2006) Digital geological mapping with tablet PC and PDA: A comparison. Computers and Geosciences, 32:1682-1698.
• 2) 遠藤有悟・高野愛理・佐々木琢登(2018)GIS アプリを活用した地域研究:-京都市中心部における外国人旅行者の観光行動を事例に-.日本地理学会発表要旨集,2018:63.
• 3) 中村彰宏・守村敦郎(2017)タブレット端末を利用した植物学習と樹木管理のためのサクラ属のDB (CerasusDB) の開発. 日本緑化工学会誌, 43(1): 174-179.
• 4) 野沢直樹 (2014) FileMaker Pro 13 スーパーリファレンス for Windows & Macintosh. ソーテック社,408pp.
• 5) 高田雅之・北川理恵・小野理(2009)野生生物分布データベースの構築-生物多様性の広域的評価に向けて-.景観生態学,14(2):145-151.

タイトルに関連する用語 (5件)： 野外調査 ,  効率化 ,  スマートフォン ,  データベース ,  開発