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J-GLOBAL ID:201902221997821139   整理番号:19A1565507

コラム状微細組織を有するL10 FePtグラニュラ媒体用粒界拡散を利用した網目状隆起下地層の提案

Proposal of Network-Shaped Upheaval Sstructure Using Grain Boundary Diffusion in UnderLayer for L10 FePt-Based Granular Media with Columnar Nanostructure
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 7-11(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U1184A  ISSN: 2432-0471  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,断熱層(fcc(002)-MgO)/配向制御層(bcc(002)-CrMn)/配向誘起層(アモルファスCoW,NiTa,CrTi)を含むサンプルの表面形態を分析したが,特に,サンプル作成に使用する高温プロセス中の原子拡散に焦点を当てた。さらに,著者らは,柱状ナノ構造を有する粒状媒体を実現するための新しい設計を提案した。MgO層の表面形態を観察したところ,CrMnを用いた場合のみ,10~20nmの周期と約2nmの高さをもつネットワークのようなトポロジー的表面構造(逆オパール構造)を形成していた。この構造に関しては,1)表面に隆起構造を形成しているところより下に,CrMn粒界が存在し,2)非晶質層を構成する元素がCrMn層の粒界に存在した。これらの結果は,MgO層の表面のネットワーク形状の隆起構造は,アモルファス層を構成する元素のアモルファス層からCrMn層の粒界への境界拡散がもたらすということを示唆した。以上の結果に基づき,著者らは新たにHAMR媒体の概略モデルを提案した。まず,孤立した核を形成するために,L10の規則構造を持つ純FePt島状層を,MgO層のネットワーク形状の隆起構造の上に堆積した。次に,柱状ナノ構造を実現するために,二相析出FePt酸化物層をスパッタリングした。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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電磁気学一般  ,  磁性材料 
引用文献 (16件):
  • 1) Roadmap of advanced storage technology consortium (2016).
  • 2) A. Chernyshov et al.: J. Appl. Phys., 117, 17D111 (2015).
  • 3) J. S. Chen et al.: J. Appl. Phys., 105, 07B702 (2009).
  • 4) S.-J. Jeon et al.: J. Appl. Phys., 117, 17A924 (2015).
  • 5) S.-J. Jeon et al.: Korean Mag. Soc., 21, 35 (2016).
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