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J-GLOBAL ID:201902222230130049   整理番号:19A2514939

プロトンポンプ阻害剤ランソプラゾールは急性肝損傷のin vitroおよびin vivoラットモデルにおいて肝保護効果を有する【JST・京大機械翻訳】

The Proton Pump Inhibitor Lansoprazole Has Hepatoprotective Effects in In Vitro and In Vivo Rat Models of Acute Liver Injury
著者 (10件):
資料名:
巻: 64  号: 10  ページ: 2854-2866  発行年: 2019年 
JST資料番号: A0919B  ISSN: 0163-2116  CODEN: DDSCD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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プロトンポンプ阻害剤ランソプラゾール(LPZ)は,胃酸分泌を低下させるために臨床的に使用されているが,その可能な肝保護効果についてはほとんど知られていない。本研究では,LPZの肝保護効果と肝臓障害のin vitroおよびin vivoラットモデルを用いたその潜在的機構を検討することを目的とした。肝臓損傷のin vitroモデルに対して,初代培養ラット肝細胞をLPZの存在下または不在下でインターロイキン-1βで処理した。誘導性一酸化窒素シンターゼ(iNOS)誘導および一酸化窒素(NO)産生および関連するシグナル伝達経路に対するLPZの影響を分析した。in vivoモデルでは,ラットをD-ガラクトサミン(GalN)とリポ多糖(LPS)で処理した。これらのラットにおける生存と炎症誘発性メディエーター発現(iNOSと腫瘍壊死因子-αを含む)に対するLPZの効果を調べた。LPZは肝細胞における核因子カッパBシグナル伝達経路の抑制を介してiNOS誘導を部分的に阻害し,それにより過剰なNOレベルからの潜在的肝障害を減少させた。加えて,LPZは,GalN/LPS処理ラットの肝臓において,生存を50%増加させ,iNOS,腫瘍壊死因子-α,およびサイトカイン誘導好中球化学誘引物質-1mRNA発現を減少させた。LPZは,GalN/LPSによる核因子カッパB活性化も阻害した。LPZは,一部の炎症性メディエーター(サイトカイン,ケモカイン,およびNOを含む)の誘導を,部分的に核因子カッパBの抑制を介して阻害し,劇症肝不全の予防をもたらす。肝臓損傷に対するLPZの治療可能性は更なる研究を保証する。Copyright 2019 Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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消化器の基礎医学  ,  消化器作用薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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