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J-GLOBAL ID:201902222292496404   整理番号:19A0802198

合成オレアナン型サポニン,オレアノール酸3-グルコシドはin vitroおよびin vivoでメチル水銀毒性を軽減する【JST・京大機械翻訳】

Oleanolic acid 3-glucoside, a synthetic oleanane-type saponin, alleviates methylmercury toxicity in vitro and in vivo
著者 (8件):
資料名:
巻: 417  ページ: 15-22  発行年: 2019年 
JST資料番号: D0444C  ISSN: 0300-483X  CODEN: TXCYAC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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メチル水銀(MeHg)は世界中で重大な健康被害を示す最も毒性のある環境汚染物質の一つである。本研究では,in vitro及びin vivoでのMeHg毒性を軽減するために,OA3-グルコシド,OA28-グルコシド及びOA3,28-ジグルコシドのようなオレアノール酸(OA)誘導体の可能性を調べた。OA3-グルコシドは,Caco-2細胞における細胞毒性MeHgへの曝露により,対照のそれと比較して細胞のMeHg取込を63.4%抑制し,細胞生存率を75.4%から107.9%に改善したことを見出した。OA3-グルコシドの抗MeHg活性を検証するために,マウスに,OA3-グルコシドの有無にかかわらず,MeHg(0,1.0または5.0mg/kg)を経口投与し,マウスの種々の器官における水銀蓄積を測定した。MeHgおよびOA3-グルコシドで共処理したマウスは,大脳,小脳,肝臓,腎臓および脾臓のような器官において有意に低い水銀含有量を示し,OA3-グルコシド未処理群におけるそれらのそれぞれ83.1%,68.7%,71.7%,82.1%および18.2%であった。これは,OA3-グルコシドが,MeHgの器官への分布を抑制する能力により,抗MeHg化合物としての可能性を有することを示唆した。この仮説を支持して,MeHgとOA3-グルコシドで処理したマウスは,対照マウスより1日長く生存する傾向を示した。著者らの知見は,OA3-グルコシド投与が器官におけるMeHg蓄積を抑制することによってMeHgの毒性を軽減することを示唆する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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有機化合物の毒性 

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