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J-GLOBAL ID：201902222332150343   整理番号：19A0856020

無顆粒球性喘息:炎症からの気道閉塞の脱共役【JST・京大機械翻訳】

Paucigranulocytic asthma: Uncoupling of airway obstruction from inflammation

著者 (2件)： Tliba Omar (Rutgers Institute for Translational Medicine & Science, Robert Wood Johnson School of Medicine, Rutgers, State University of New Jersey, New Brunswick, NJ) ,  Panettieri Reynold A. (Rutgers Institute for Translational Medicine & Science, Robert Wood Johnson School of Medicine, Rutgers, State University of New Jersey, New Brunswick, NJ)
資料名： Journal of Allergy and Clinical Immunology  (Journal of Allergy and Clinical Immunology)
巻： 143  号： 4  ページ： 1287-1294  発行年： 2019年 
JST資料番号： A0182B  ISSN： 0091-6749  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 喘息患者の中で,不均一性は気道炎症のパターンと治療に対する反応に関して存在し,特異的表現型の認識の必要性を促進する。誘発痰における炎症性細胞数の分析に基づいて,喘息患者は4つの独特の表現型に分類できる:好酸球性喘息,好中球性喘息,混合性肉芽腫性喘息,およびpaucigranulocytic喘息(PGA)。PGAは,痰または血液中の好酸球または好中球の数の増加の証拠がない喘息表現型であり,抗炎症療法が症状を制御する際に無効である。研究されていないが,PGAは,安定した喘息患者における最も一般的な喘息表現型である。しかしながら,PGAは,誘導された痰細胞数に対する排他的な依存性のためにしばしば過小評価され,それは研究のコホート間で変動し,改善されたバイオマーカーの開発の必要性を促進する。重要なことに,研究者は,吸入コルチコステロイドがPGA患者における気道炎症マーカーに対して限られた効果を有し,したがって,代替療法の探索を必要とする潜在的「ステロイド非感受性」表現型としてPGAを定義することを報告した。PGAは気道平滑筋組織肥大のような気道内の構造変化により駆動される気道炎症からの気道閉塞の脱共役として現れる。動物モデルは,気道過敏性と気道平滑筋肥厚を誘発する過程が炎症から独立して起こり,負のホメオスタシス過程の消失の結果かもしれないという証拠を提供する。まとめると,動物研究から得られた特性化,罹患率,臨床的意義および病理学に焦点を合わせたPGAのさらなる理解は,PGA臨床転帰を改善する正確な治療法を提供する可能性がある。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *炎症 ,  *気道 ,  好中球 ,  *気道閉塞 ,  感受性 ,  キャラクタリゼーション ,  動物 ,  ヒト ,  *喘息 ,  好酸球 ,  表現型 ,  母集団 ,  バイオマーカー ,  増生 ,  細胞計数
準シソーラス用語： 気道炎症 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (9件)： 不可逆的気道閉塞 ,  気道リモデリング ,  構造細胞 ,  気道平滑筋 ,  ステロイド非感受性 ,  喘息表現型 ,  喘息の内型 ,  精密医療 ,  バイオマーカー

分類 (2件)： 呼吸器の疾患  (GI03000Z) ,  呼吸器の基礎医学  (GI01020H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 顆粒球 ,  喘息 ,  炎症 ,  気道閉塞 ,  脱共役