抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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マイクロホログラフィー記録における波長耐性は狭いと報告されているが,実際の値は不確実である。そこで,マイクロホログラフィー記録における波長耐性に及ぼす種々の因子の影響を数値シミュレーションにより調べた。記録と読出しビームを平面波の重ね合わせとして表した。マイクロホログラムの回折効率を結合波理論を用いて計算した。波長耐性は,回折効率がその最大値の半分より高い波長範囲として定義された。レーザの中心波長は405nm,対物レンズの開口数は0.85,屈折率,最大屈折率変化,記録媒体の厚さはそれぞれ1.5,1.0x10~3,300μmであった。この場合,波長耐性は±0.18nmと狭かった。最初に,ランダム収差を記録と読出しビームに加えた。二乗平均波面収差が0.14λに増加した場合でも,最大回折効率は減少したが,波長耐性は変化しなかった。次に,多重マイクロホログラムを面内および垂直方向に記録し,中心マイクロホログラムを再生した。記録されたマイクロホログラムの数が5x5x5に増加したときでも,最大回折効率は減少したが,波長耐性はわずかに±0.21nmまで増加した。実際の波長許容度が非常に広い場合,記録媒体の等価厚さを非常に薄くする別の因子(例えば記録媒体の非線形性)がある可能性がある。COPYRIGHT SPIE. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】