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J-GLOBAL ID:201902222733172507   整理番号:19A0176226

乳癌標的ペプチドはケラチン1に結合する:乳癌への標的薬物送達のための新しい分子マーカー【JST・京大機械翻訳】

Breast Cancer Targeting Peptide Binds Keratin 1: A New Molecular Marker for Targeted Drug Delivery to Breast Cancer
著者 (9件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 593-604  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3686A  ISSN: 1543-8384  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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癌細胞に発現するバイオマーカーまたは受容体,およびバイオマーカーに対する高い結合親和性を有する標的リガンドは,乳癌の早期検出および治療において重要な役割を果たす。乳癌標的ペプチドp160(12-mer)およびその酵素的に安定な類似体18-4(10-mer)は,細胞研究および動物モデルを用いた乳癌薬物送達に対する顕著な可能性を示した。ここでは,親和性精製,液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析およびプロテオミクスを用いて,p160ペプチドに対する乳癌細胞上に高度に発現する標的受容体としてケラチン1(KRT1)を同定した。MCF-7乳癌細胞におけるウエスタンブロットと免疫細胞化学は,KRT1の同一性を確認した。MCF-7乳癌細胞に対するp160又は18-4結合はKRT1の発現に依存し,SPR実験を用いてペプチド-KRT1結合特異性を確認した(それぞれp160及び18-4に対してK_d~1.1μM及び0.98μM)。さらに,乳癌細胞におけるプロアポトーシス抗微生物ペプチド,マイクロシンJ25(MccJ25)の細胞取り込みおよび抗癌活性を改善するために,ペプチド18-4の能力を評価した。MccJ25によるペプチド18-4の共有結合複合体は,正常HUVEC細胞に対して最小の細胞毒性を有する乳癌細胞に対して優先的な細胞毒性を示した。複合体は,非耐性細胞と同程度のIC50を有するMDA-MB-435MDR多剤耐性細胞の増殖を阻害した。共役はMccJ25の選択的細胞取り込みを改善し,抱合体はアポトーシスにより癌細胞死を誘発した。著者らの知見は,乳癌標的化のための新しいマーカーとしてKRT1を確立する。さらに,新規クラスの抗癌治療薬としての抗菌性ラッソペプチドの利用可能性を指摘した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ペプチド  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  腫ようの診断 

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