抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・現在各地域で行われている各種体験型教育あるいは味覚教育や栄養教育等は知識や体験を提供しているが,その背景となる教育理念が不明確。
・フードコンシャスネス教育では,人間の五感を通して,その感性や能力を積極的に引き出すことが本質。
・農を中心とした教育には,人間教育に対するしっかりした理念をもてば,一方でフードコンシャス教育的な側面があり,他方では先端技術的(ドローンやロボット)な教育の側面が存在。
・先端技術とは裏腹の耕作放棄地や遊休農地,荒廃農地等の負の資源も,食育を通じて価値ある資源として資産化することが可能。
・アクティブラーニングの必要性が叫ばれているが,それに必要なファシリテーションの方法論を十分にマスターしていないのが現状であり,本格的なファシリテーターの育成が急務。
・食育を通じた価値伝達の一番の目的はリピーターやファンを作り,ツイッターやフェイスブックあるいは口コミで情報発信をしてもらう事。
・農の食育は,多様な資源を背景にした大舞台で演じる,教育とエンターテインメントに組み込まれたエジュテーメントであり,学びのない楽しさは一過性であり,蓄積性はない。