抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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九州大学農学部附属演習林福岡演習林の第9次森林管理計画書(2015~2024年度)において設定された見本林のうち,クスノキ見本林,外国産ヒノキ科見本林,ヒノキ見本林,高田外国産樹種見本林における調査区の設置および林分調査を行った。クスノキ見本林の調査区(400m
2)では,胸高断面積合計の91%をクスノキが占めた。37本のクスノキの平均胸高直径は42.0cmで,稚樹は見られなかった。外国産ヒノキ見本林では,コウヨウザンが18本,ランダイスギが7本生残していた。それぞれ平均胸高直径は33.4cm,32.0cm,平均樹高は19.7m,20.6mであった。ヒノキ見本林は,立木密度が425本/ha,胸高断面積合計が64.2m
2/ha,平均胸高直径が43.7cm,平均樹高が25.6mであった。高田外国産樹種見本林には,胸高周囲長15cm以上の樹木が75種2955本生育していた。これは1935年の見本林整備当時と比較すると,樹種数で七分の一以下,個体数で約半分程度であった。(著者抄録)