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J-GLOBAL ID：201902223314277375   整理番号：19A0364458

ドナーリンパ球注入(DLI)応答と抵抗性の単一細胞T細胞マップ【JST・京大機械翻訳】

Single Cell T Cell Maps of Donor Lymphocyte Infusion (DLI) Response and Resistance

著者 (12件)： Bachireddy Pavan (Dana-Farber Cancer Institute, Boston, MA) ,  Bachireddy Pavan (Broad Institute of Harvard and MIT, Cambridge, MA) ,  Azizi Elham (Program for Computational and Systems Biology, Sloan Kettering Institute, Memorial Sloan Kettering Cancer Center, New York, NY) ,  Nguyen Vinhkhang N (Dana-Farber Cancer Institute, Boston, MA) ,  Li Shuqiang (Dana-Farber Cancer Institute, Boston, MA) ,  Neuberg Donna (Dana-Farber Cancer Institute, Boston, MA) ,  Soiffer Robert J. (Department of Hematologic Malignancies, Dana-Farber Cancer Institute and Harvard Medical School, Boston, MA) ,  Ritz Jerome (Department of Hematologic Malignancies, Dana-Farber Cancer Institute and Harvard Medical School, Boston, MA) ,  Alyea Edwin P. (Department of Hematologic Malignancies, Dana-Farber Cancer Institute and Harvard Medical School, Boston, MA) ,  Pe’er Dana (Program for Computational and Systems Biology, Sloan Kettering Institute, Memorial Sloan Kettering Cancer Center, New York, NY) ,  Pe’er Dana (Parker Institute for Cancer Immunotherapy, Memorial Sloan Kettering Cancer Center, New York, NY) ,  Wu Catherine (Medical Oncology, Dana-Farber Cancer Institute, Boston, MA)
資料名： Biology of Blood and Marrow Transplantation  (Biology of Blood and Marrow Transplantation)
巻： 25  号： 3 S  ページ： S48  発行年： 2019年 
JST資料番号： W1625A  ISSN： 1083-8791  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： DLIは,慢性骨髄性白血病(CML)に対するT細胞消耗を逆転させることにより,同種造血幹細胞移植(allo-SCT)後の白血病再発を根絶することができる。しかしながら,重要な疑問は,消耗,抗白血病反応およびDLI耐性を仲介するこれらのT細胞サブタイプの正確な細胞同一性および転写状態に関して残っている。単一細胞解像度でin situで発現する表現型T細胞状態をマップするため,T細胞枯渇allo-SCT後に再発CMLを有する6人の反応者(R’s)と6人の非反応者(NR’)からDLI前後の骨髄単核細胞から単一細胞トランスクリプトームを得た。全体で,43のユニークな患者-時間ポイントから得られた381,462の細胞は,著者らの品質指標を満たした。著者らは,T,B,NK,単球,および前駆体サブタイプから62の異なる細胞状態のセットを得て,その同一性を細胞型と時間点の両方によって決定した。DLIの抗白血病効果はT細胞活性から大きく誘導されるので,DLI応答が異なるT細胞転写表現型(「状態」)と関連するかどうかを評価した。臨床転帰に基づくT細胞クラスタの顕著な分離と細胞数を制御した後の適合試料におけるDLI後のT細胞クラスタ数の有意な増加を観察した(前対後,p値<0.001)。DLIがT細胞状態の表現型多様性をどのように増加させるかを調べるために,共調節転写プログラムの多様性の尺度である表現型容積の差を計算した。DLI後の時点では,Rの表現型容積はNRのそれより有意に高かったが,表現型容積の大きな増加はRの範囲内よりもNRの範囲内で観察された(対数倍の変化[R-Post対pre]=54.1;p<1×10~6)。したがって,DLIはすべてのT細胞状態において表現型多様性を拡大するが,それはRとNRに異なる影響を及ぼす。R-pre-T細胞におけるT細胞消耗の増加を観察し,NR-ポストT細胞における耐性とアネルギーの増加を検出し,DLI耐性におけるT細胞機能不全の複数の型を示唆した。非作動性および耐性細胞は異なるクラスターを構成し,CD8a/CD4発現の低下を発現し,抗原反応性の低下を示唆した。また,新しい計算技術を用いて,関連するATAC-seqプロファイルとscTCRレパートリーによりscRNA-seqデータを統合することにより,T細胞状態とクローン拡大を駆動する新規遺伝子調節ネットワークを推論した。これらの知見は会議で更新される。これらのデータは,(1)前処理T細胞表現型多様性がDLI応答に重要であることを示唆する。(2)DLIは,NRにおけるよりもRにおいて異なる多様性を増加させる。(3)臨床反応がない場合でも,NRは有意なT細胞表現型リモデリングを受ける。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *T細胞 ,  クラスタ ,  骨髄 ,  前駆体 ,  表現型 ,  反応性 ,  細胞計数 ,  単球 ,  *ドナー ,  前処理 ,  機能障害 ,  トランスクリプトーム ,  再発 ,  クローン ,  ドナー【臓器移植】
準シソーラス用語： *単一細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 血液の腫よう  (GK04000M)

タイトルに関連する用語 (9件)： ドナー ,  リンパ球 ,  注入 ,  DLI ,  応答 ,  抵抗性 ,  単一細胞 ,  T細胞 ,  マップ