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J-GLOBAL ID：201902223672883257   整理番号：19A0649371

マイクロ流体デバイスを用いた直接細胞質移動のための新規細胞融合法【JST・京大機械翻訳】

A Novel Cell Fusion Method for Direct Cytoplasmic Transfer Using a Microfluidic Device

著者 (4件)： Wada Ken-Ichi (Bioengineering Laboratory, RIKEN, 2-1 Hirosawa, Wako, Saitama 351-0198, Japan) ,  Hosokawa Kazuo (Bioengineering Laboratory, RIKEN, 2-1 Hirosawa, Wako, Saitama 351-0198, Japan) ,  Ito Yoshihiro (Nano Medical Engineering Laboratory, RIKEN, 2-1 Hirosawa, Wako, Saitama 351-0198, Japan) ,  Maeda Mizuo (Bioengineering Laboratory, RIKEN, 2-1 Hirosawa, Wako, Saitama 351-0198, Japan)
資料名： ACS Symposium Series (American Chemical Society)  (ACS Symposium Series (American Chemical Society))
巻： 1253  ページ： 227-236  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0588B  ISSN： 0097-6156  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本章では,生きた単一細胞間の直接細胞質移動のための新しい細胞融合法について述べた。これを実現するために,マイクロスリットの位置に単一セル対を作ることができるマイクロ流体デバイスを開発した。細胞融合は,Sendaiウイルスエンベロープ(HVJ-E)によりマイクロスリットを通して対細胞間で誘導され,狭窄した細胞質結合を作った。融合細胞対において,広がった形の細胞の核はマイクロスリットを通過しなかった。一方,円形細胞の核は核混合をもたらす融合パートナーに移動した。ROCK阻害剤Y-27632による補充は,核混合を防止し,細胞融合率を増強した。ミトコンドリアはY-27632補給の有無にかかわらずマイクロスリットを通して移動した。これらのデータは,新たに開発したマイクロ流体デバイスを用いた著者らの細胞融合法が生の単一細胞間の直接細胞質移動を実行できることを示唆する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 雑種細胞 ,  *細胞融合 ,  狭窄症 ,  *マイクロ流体デバイス ,  ミトコンドリア ,  *細胞質
準シソーラス用語： Rhoキナーゼ阻害剤 ,  単一細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 生物薬剤学(基礎)  (GY01021U) ,  生物物理的研究法  (EA03020V) ,  生物学的機能  (EB06020T)

物質索引 (1件)： Y-27632

タイトルに関連する用語 (3件)： マイクロ流体デバイス ,  細胞質 ,  細胞融合