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J-GLOBAL ID：201902223728542376   整理番号：19A1176396

中学校理科教員の意識調査から明らかになった指導上の課題と改善の方向性

An Attitude Consciousness Survey of Lower Secondary School Science Teachers and the Need for Improvement Based on the Results

著者 (3件)： 鈴木康浩 (掛川市立原谷小学校) ,  藤本義博 (岡山理科大学) ,  益田裕充 (群馬大学)
資料名： 日本理科教育学会理科教育学研究  (理科教育学研究)
巻： 59  号： 3  ページ： 401-410(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： L6042A  ISSN： 1345-2614  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,全国学力・学習状況調査と関連付けたアンケートを開発し,それを基に中学校理科教員に意識調査を行い,その結果から理科の指導の実態や課題を明らかにした。意識調査から「適切に観察・実験の計画ができるようにする指導」,「自然の事物・現象から問題を見いだし,適切に課題づくりができるようにする指導」,「多面的,総合的に思考できるようにする指導」,「気象の学習に関する指導」について十分でないことを認識していることが分かった。また,これらは経験年数によらず共通していたが,経験年数が10年未満の教員は,10年以上の教員よりも指導が十分でないことを認識していることがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *カリキュラム ,  *教師 ,  *意識調査 ,  期間 ,  指針 ,  欲求 ,  教育 ,  思考 ,  能力
準シソーラス用語： 学習意欲 ,  学習指導要領 ,  学力 ,  教員研修 ,  経験年数 ,  *中学校理科 ,  批判的思考 ,  気象教育

著者キーワード (8件)： 全国学力・学習状況調査 ,  理科教育 ,  学習指導要領 ,  教員の力量形成 ,  National Assessment of Academic Ability ,  Science Education ,  Course of Study ,  Ability Formation of the Teacher

分類 (1件)： 科学技術教育  (AA04000C)

引用文献 (13件)：

• 秋田喜代美(2012)『学びの心理学 授業をデザインする』左右社,220-234.
• Ericsson, K.A. (1996). The road to Excellence The Acquisition of Expert Performance in the Arts and Sciences, Sports, and, Games. LEA Inc, 10-11.
• 国立教育政策研究所教育課程研究センター(2015)「平成27年度全国学力・学習状況調査解説資料 中学校理科」Retrieved from http://www.nier.go.jp/15chousa/15chousa.htm(accessed 2017.10.18)
• 国立教育政策研究所(2017)『TIMSS2015算数・数学教育/理科教育の国際比較 国際数学・理科教育動向調査の2015年調査報告書』明石書店,13-19.
• 国立教育政策研究所(2016)「OECD生徒の学習到達度調査(PISA2015)のポイント」Retrieved from http://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/pdf/2015/01_point.pdf(accessed 2017.10.18)

タイトルに関連する用語 (5件)： 中学校理科 ,  教員 ,  意識調査 ,  指導 ,  方向性