抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2018年12月にポーランドで開催されたCOP24にて,地球温暖化対策の国際的枠組みを定める「パリ協定」の運用指針が採択され,日本政府は地球温暖化の原因となる温室効果ガスの総排出量を2030年度に2013年度比で26%削減する目標を発表した.国内では一次エネルギーの約6割が有効活用されずに未利用熱として排出されており,未利用熱の活用はますます重要になってきている.熱電発電は未利用熱を活用する次世代エネルギーとして近年注目を集めている.熱電発電は,工場や発電所,焼却炉などで排出される大量の排熱の一部を電気エネルギーとして回収することができ,温室効果ガス削減に効果を発揮するものと期待されている.(著者抄録)