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J-GLOBAL ID:201902223858815371   整理番号:19A1663512

白質病変を有するアルツハイマー病患者におけるシロスタゾール投与の有効性:陽電子放出断層撮影研究【JST・京大機械翻訳】

Efficacy of Cilostazol Administration in Alzheimer’s Disease Patients with White Matter Lesions: A Positron-Emission Tomography Study
著者 (10件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 394-403  発行年: 2019年 
JST資料番号: W4806A  ISSN: 1933-7213  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,ドネペジルで治療された白質病変を有するアルツハイマー病患者におけるホスホジエステラーゼIII型阻害剤シロスタゾールの有効性を,フルオロデオキシグルコース(18F)陽電子放出断層撮影(FDG PET)を用いたドネペジル単独療法と比較して試験した。24週,無作為化,二重盲検,プラセボ対照,平行群研究を実施した。ドネペジルを投与された白質病変を有する36名のアルツハイマー病患者(シロスタゾールおよびプラセボ群においてそれぞれn=18)を登録した。参加者は,FDG PET画像スキャンおよび3回の臨床的および神経心理学的試験を行った。シロスタゾール群は,局所的グルコース代謝の有意な減少を示さなかった。しかしながら,局所的グルコース代謝はプラセボ群の頭頂部および前頭葉で有意に減少した。反復測定ANOVAによる取り込み変化の測定結果から,左下前頭回における局所的グルコース代謝はプラセボ群よりシロスタゾール群において有意に保存されていることが明らかになった(p<0.005)。結論:ミニ精神状態試験におけるベースラインからの平均変化,アルツハイマー病評価尺度認知サブスケール,アルツハイマー病協同研究活動性,および臨床症状評価尺度は,2群間で差がなかった。シロスタゾール群では,グルコース代謝の増加はAlzheimer病評価尺度認知スコアの改善と相関した。ドネペジルに加えたシロスタゾール治療は,ドネペジル単独療法と比較して,白質病変を伴うAlzheimer病における局所脳代謝の低下を遅らせる可能性があると結論した。加えて,著者らの結果は,グルコース代謝の増加を通してAlzheimer病における認知機能の改善または保護におけるシロスタゾールの有効性を検証した。しかしながら,認知機能とアルツハイマー病の修飾に対するシロスタゾールの長期効果は,より大きなサンプルサイズとより長い研究期間による更なる研究で試験されなければならない。試験登録:http://clinicaltrials.gov:NCT01409564。Copyright 2019 The American Society for Experimental NeuroTherapeutics, Inc. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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神経の基礎医学  ,  神経系の疾患 

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