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J-GLOBAL ID:201902223924905693   整理番号:19A0542475

TypeIVクリープ損傷指標としてのFGHAZにおける粒界のフラクタル次元の検討

Study on Fractal Dimension of Grain Boundary of FGHAZ as the Indication of TypeIV Creep Damage
著者 (9件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 148-153(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: F0385A  ISSN: 0514-5163  CODEN: ZARYA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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タイプIVクリープ損傷は,何年もの間高温で応力を受けてきた溶接継手の細粒熱影響部(FGHAZ)で発生する。FGHAZの粒界の形状は,クリープを受ける前は複雑で複雑です。クリープが進むにつれて,粒界の形状はより単純になり,平均粒径は回復および再結晶のために大きくなる。しかし,平均粒径はクリープ損傷の指標の一つであるが,結晶粒界形状の複雑さはクリープ損傷の指標として研究されていない。結晶粒界はフラクタルであり,結晶粒界の形状の複雑さはフラクタル次元によって表される。本研究では,改良9Cr-1Mo鋼の模擬FGHAZによるいくつかのクリープ試験を行い,それらの結晶粒界のフラクタル次元を測定した。試験片の形状は,切欠きバー,平滑なバー,および平滑な正方形棒であった。光学顕微鏡とSEMを用いて,金属組織構造を観察した。ボックスカウント法を用いてフラクタル次元を測定した。平滑試験片において,平均粒径はより大きくなり,フラクタル次元はクリープと共により小さくなった。切欠き試験片において,平均粒径はより大きくなったが,フラクタル次元はクリープによって変化しなかった。フラクタル次元は一軸応力下でのクリープ損傷の指標となり得る。多軸応力下で始まるIV型クリープの指標として,結晶粒界のフラクタル次元をより研究する必要がある。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (1件):
分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属材料  ,  変態組織,加工組織 
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