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J-GLOBAL ID:201902223937855740   整理番号:19A1176423

高標高域における標高傾度がカシノナガキクイムシの脱出消長と捕殺飛翔数に与える影響

Seasonal Emergence and Flight Behavior of the Oak Ambrosia Beetle Platypus quercivorus along an Altitudinal Gradient in the High Elevation Areas
著者 (6件):
資料名:
巻: 101  号:ページ: 1-6(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: F0858A  ISSN: 1349-8509  CODEN: NSGICL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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カシノナガキクイムシ(以下,カシナガ)によるナラ類集団枯損被害(以下,ナラ枯れ)は標高300 m以下で多く発生するが,富山県などで標高1,000 mを超える被害が確認されているため,被害が高標高域へと拡散している可能性がある。カシナガの繁殖成功度などは標高の上昇・気温の低下と負の関係があり,今後ナラ枯れの拡大予測や予防を行う上で,高標高域におけるカシナガの脱出・飛翔に関する生態的知見は重要である。本研究では,標高傾度に沿ったカシナガ成虫の脱出消長や数,林内における飛翔数とその季節変化を明らかにすることを目的とした。2015年6~12月,2016年6~11月にかけて,標高600~1,000 mの標高100 mごとに衝突板トラップと脱出トラップを設置し,カシナガ成虫を捕殺した。本研究の結果,標高600 m以上の高標高域では低標高域に比べてカシナガの繁殖成功度は極めて低く,標高600~900 mの範囲では,標高傾度の影響はなかった。さらに標高900 m以上では,樹種組成の変化で主な寄主であるミズナラが減少する影響を受けて,飛翔成虫が極めて少ないと考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
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個生態学  ,  昆虫・ダニによる植物被害 
引用文献 (27件):
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