抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・中山間地域における水田農業の変化について概説し,次に大分県臼杵市の西日本農業社の事例を紹介し,最後に今後の展望について解説。
・2015年センサスでは水田農業の全国的な構造の変化は集落営農の急増と小規模農家の急減であったが,2017年および2018年では大規模個別経営や集落営農の経営数は頭打ち。
・中山間地域を多く抱える大分県の水田農業は関係組織間の連携強化,収益性の高い園芸品目や農産加工の導入などにより推進中。
・大分県では集落支援,担い手支援,新規就農支援を目標として地域農業経営サポート機構事業を展開しており,その一例として西日本農業社およびうすき農尊協同組合の活動内容について紹介。
・現状では中山間地域における水田農業の展望は明るくはないが,上記サポート機構が期待通りの機能を発揮すれば期待できるものと考察。