文献

J-GLOBAL ID：201902224117540130   整理番号：19A1047098

無傷免疫系が頭頚部癌を発生させる方法【JST・京大機械翻訳】

How patients with an intact immune system develop head and neck cancer

著者 (3件)： Greene Sarah (Translational Tumor Immunology Program, National Institute on Deafness and Other Communication Disorders, National Institutes of Health, Bethesda, MD, United States) ,  Patel Priya (Translational Tumor Immunology Program, National Institute on Deafness and Other Communication Disorders, National Institutes of Health, Bethesda, MD, United States) ,  Allen Clint T. (Translational Tumor Immunology Program, National Institute on Deafness and Other Communication Disorders, National Institutes of Health, Bethesda, MD, United States)
資料名： Oral Oncology  (Oral Oncology)
巻： 92  ページ： 26-32  発行年： 2019年 
JST資料番号： A1166A  ISSN： 1368-8375  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 適応免疫系は悪性細胞を検出し除去することができるが,無傷で完全に機能的な免疫系を有する患者は頭頚部癌を発症する。このパラドックスについて説明した。1975年から2018年までの英語で発表された原稿を,腫瘍細胞抗原性および免疫原性,免疫優性,癌免疫編集および癌内に存在するゲノム変化に関連する検索入力を用いてレビューした。腫瘍発生の初期に,免疫優性抗原に対するT細胞応答は,これらの抗原を発現する癌細胞の除去と免疫劣性抗原のみを発現する腫瘍細胞から成る腫瘍をもたらす可能性がある。逆に,他の腫瘍細胞は,T細胞により検出されるかまたは殺されない抗原処理または提示欠陥または他の能力をもたらすゲノムまたはエピジェネティックな変化を獲得する可能性がある。このようなT細胞非感受性腫瘍細胞は進行腫瘍でも選択される可能性がある。T細胞によって除去されない細胞のサブ集団を持つ腫瘍は,NK細胞免疫療法のような非T細胞に基づく治療を必要とする可能性がある。不均一癌内のそのような腫瘍細胞集団の認識は,将来,HNSCCの治療の選択を知らせる可能性がある。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *頭頚部腫瘍 ,  抗原 ,  ゲノム ,  腫瘍 ,  免疫原性 ,  編集 ,  腫瘤形成 ,  T細胞 ,  免疫療法 ,  腫瘍細胞 ,  感受性 ,  ヒト ,  エピジェネティクス ,  腫瘍免疫
準シソーラス用語： 適応免疫 ,  *免疫系 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 免疫優性 ,  免疫回避 ,  抗原性 ,  免疫原 ,  免疫療法

分類 (1件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 無傷 ,  免疫系 ,  頭頚部癌