文献

J-GLOBAL ID：201902224328558768   整理番号：19A0617517

高齢者の運転行動と事故・違反の特性に関する実証分析

Empirical Analysis on the Characteristics of Traffic Violations and Accidents Caused by Elderly Drivers

著者 (3件)： 栗山湧気 (横浜市大 大学院国際マネジメント研究科) ,  中村彰宏 (横浜市大 大学院国際マネジメント研究科) ,  坂口利裕 (横浜市大 大学院国際マネジメント研究科)
資料名： IATSS Review (International Association of Traffic and Safety Sciences)  (IATSS Review (International Association of Traffic and Safety Sciences))
巻： 43  号： 3  ページ： 190-196  発行年： 2019年02月28日 
JST資料番号： Z0999A  ISSN： 0386-1104  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 交通事故死者数は減少傾向にあるが,近年は減少幅が縮小しており,とりわけ高齢ドライバーの事故率は高い。そこで本稿では,高齢ドライバーの運転上の特性を明らかにするため,全国のドライバー6,298名および神奈川県内の交通安全講習受講者等430名に対し,アンケート調査を実施し,決定木分析等により分析した。その結果,高齢者について,衰えを自覚しているドライバーの違反・事故歴が少ない点,適度に運転する者の人身事故率が少ない点,事故を起こすことを「恥ずかしい」と認識している者が運転を控えるように行動する点等を明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： 運転者 ,  *アンケート ,  運転 ,  交通事故 ,  交通違反 ,  決定分析
準シソーラス用語： アンケート調査 ,  *運転行動 ,  決定木分析 ,  高齢ドライバ ,  *高齢運転者 ,  実証分析

分類 (2件)： 運転者  (TB01040V) ,  自動車事故,交通安全  (TB01050G)

引用文献 (11件)：

• 1) 総務省統計局「人口推計(平成29年10月1日現在)」 http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2017np/index.html ( 2018年4月16日閲覧)
• 2) 国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」 http://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2017/pp29_ReportALL.pdf (2018年4月16日 閲覧)
• 3) 内閣府「平成29年版交通安全白書」 http://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h29kou_haku/pdf/zenbun/h28-1-1-1.pdf (2018年4月16日閲覧)
• 4) Nishida,Y. : Analyzing accidents and developing elderly driver-targeted measures based on accident and violation records, IATSS Research, Vol. 39, Issue 1, pp.26-35, 2015
• 5) 西田泰「安全運転と事故危険性」『予防時報』No.240、pp.32-37、2010年

タイトルに関連する用語 (3件)： 行動 ,  事故 ,  実証分析