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J-GLOBAL ID:201902224658867041   整理番号:19A1831343

EGFR-TKIS耐性非小細胞肺癌におけるWee1阻害による化学感受性の増強【JST・京大機械翻訳】

Enhancement of chemosensitivity by WEE1 inhibition in EGFR-TKIs resistant non-small cell lung cancer
著者 (9件):
資料名:
巻: 117  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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上皮成長因子受容体(EGFR)チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)はEGFR変異を伴う非切除不能非小肺癌(NSCLC)における第一線治療である。しかし,EGFR-TIK耐性は治療後9~14か月以内に必然的に発生する。また,EGFR-TKI耐性患者に対する化学療法は主な治療法である。G2/Mチェックポイント調節因子,Wee1キナーゼは,白金に基づく化学反応に対する推定バイオマーカーとして最近考えられている。本研究の目的は,EGFR-TKI耐性NSCLCにおけるWEE1キナーゼと化学感受性の間の関係を明らかにすることである。ウェスタンブロット,qPCRおよび免疫組織化学(IHC)により,EGFR-TKI耐性細胞系(H1299,PC9/G2)および患者の標本において,Wee1発現を試験した。in vitro実験において,WEE1発現はEGFR-TKI感受性細胞株よりもEGFR-TKI耐性が高く,G2/M細胞周期相の濃縮によるシスプラチンまたはゲムシタビン処理後に徐々に増加した。また,後天性イコチニブ/ゲフィチニブ耐性を有する患者に対して,58.4%(7/12)は,その初期発現レベルと比較してWEE1発現を増加させた。化学反応に及ぼすWEE1の影響を調査するために,WEE1ノックダウンをEGFR-TKI耐性H1299およびPC9/G2細胞において実施した。MTTとコロニー形成分析は,シスプラチンとゲムシタビンの有効性がWEE1ノックダウンの後,2つの細胞系で強化されたことを示した。また,2つの特異的shRNAによるWEE1ノックダウン後に,シスプラチンのIC50値は,H1299において8.64μg/mlから3.10μg/mlに減少し,PC9/G2において3.66μg/mlから0.97μg/mlまたは1.18μg/mlに減少した。この研究は,WEE1発現がEGFR-TKI耐性後に増加し,WEE1ノックダウンがEGFR-TKI耐性NSCLCにおける化学感受性を増強できることを明らかにした。WEE1阻害剤と化学療法の併用は,後天性EGFR-TKI耐性を有するNSCLC患者の臨床転帰を改善する可能性が示唆された。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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腫ようの化学・生化学・病理学 
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