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J-GLOBAL ID：201902224803853164   整理番号：19A2300866

氷単結晶上に著しく低い温度で多結晶氷薄膜上に存在する準液体層【JST・京大機械翻訳】

Quasi-Liquid Layers Can Exist on Polycrystalline Ice Thin Films at a Temperature Significantly Lower than on Ice Single Crystals

著者 (4件)： Chen Jialu (Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University, Japan) ,  Nagashima Ken (Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University, Japan) ,  Murata Ken-ichiro (Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University, Japan) ,  Sazaki Gen (Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University, Japan)
資料名： Crystal Growth & Design  (Crystal Growth & Design)
巻： 19  号： 1  ページ： 116-124  発行年： 2019年 
JST資料番号： W1323A  ISSN： 1528-7483  CODEN： CGDEFU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 氷結晶の表面融解は融点(0°C)以下で進行し,準液体層(QLLs)と呼ばれる薄い液体水層を形成する。これは自然界で広範囲の現象を支配する。したがって,これまで多くの研究が行われてきた。しかし,QLLが氷結晶表面に存在する最低温度は-90から-1°Cに変化した。このような大きな変化の原因を明らかにするために,ここでは,Mic干渉法と組み合わせたレーザ共焦点顕微鏡法により,多量の結晶粒界と欠陥を含む多結晶氷薄膜上のQLLの挙動を示した。QLLsは,氷単結晶上のQLLsが-2.4±0.5°Cより低い温度で消失するが,-16.2°C(本研究で採用した最低温度)でさえ,多結晶氷薄膜上に安定に存在することを見出した。これらの結果は,QLLの存在に対する結晶粒界と欠陥の重要性を強調する。さらに,QLLが成長できる臨界水蒸気圧は常に固体-蒸気平衡曲線よりも高く,QLLが過飽和水蒸気の堆積により準安定状態で形成されることを示した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 準安定状態 ,  結晶粒界 ,  干渉測定 ,  *単結晶 ,  表面融解 ,  過飽和 ,  *氷晶 ,  最低気温 ,  *薄膜 ,  共焦点レーザ顕微鏡 ,  臨界 ,  液体水 ,  *液体層

分類 (2件)： その他の無機化合物の結晶成長  (BK13060T) ,  固-液界面  (CB12050B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 氷 ,  単結晶 ,  薄膜 ,  液体層