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J-GLOBAL ID:201902225071664227   整理番号:19A1561884

ポリ(L-乳酸)上のN,N′-アジピン酸ビス(安息香酸)ジヒドラジドの修飾に関する研究【JST・京大機械翻訳】

Investigation on the modification of N,N′-adipic bis(benzoic acid) dihydrazide on poly(l-lactic acid)
著者 (2件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: 2295-2310  発行年: 2019年 
JST資料番号: H0465B  ISSN: 0170-0839  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究において,N,N′-アジピン酸ビス(安息香酸)ジヒドラジド(BAAD)を用いて改質したポリ(L-乳酸)(PLLA)を溶融混合技術により作製し,示差走査熱量測定,光学脱分極及び熱重量分析(TGA)により,PLLAの結晶化挙動,融解挙動及び熱安定性に及ぼすBAADの影響を評価した。非等温結晶化挙動は,不均一核形成剤としてのBAADがPLLAの溶融結晶化プロセスに対して優れた加速効果を有することを示した。しかし,冷却速度の増加はPLLAに対するBAADの結晶化促進効果を弱め,冷却速度の増加から核密度の減少をもたらした。さらに,非等温結晶化結果は,結晶化ピーク温度と結晶化エンタルピーに及ぼす最終融解温度の影響が無視できることを明らかにした。等温結晶化測定により,一次PLLAの最小t_1/2は120°Cで現れたが,PLLA/2%BAADは,一次PLLAおよび他のPLLA/BAAD試料と比較して,95°Cで33.9sの最短t_1/2を示した。PLLA/BAADシステムのフロンティア分子軌道エネルギーと熱安定性の解析を通して,PLLA/BAADシステムの核形成機構が化学的核形成であることを提案した。PLLA/BAADシステムの融解挙動は,PLLAに対するBAADの結晶化加速効果をさらに確認し,非等温結晶化後の所定の試料の融解挙動は加熱速度にほとんど依存しなかったが,等温結晶化後の融解ピークは結晶化時間の増加と共に高温側にシフトした。最後に,TGA測定の結果は,BAADがPLLAの熱分解プロファイルを変えることができないが,BAADの濃度がPLLAの開始分解温度に影響することを示した。Copyright 2018 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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高分子固体の構造と形態学 
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