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J-GLOBAL ID:201902225163102230   整理番号:19A0446034

結腸直腸側方拡大腫瘍に対する内視鏡的粘膜下層剥離術における重度粘膜下線維症に対する術前生検サンプリングの影響:傾向スコア分析【JST・京大機械翻訳】

Impact of preoperative biopsy sampling on severe submucosal fibrosis on endoscopic submucosal dissection for colorectal laterally spreading tumors: a propensity score analysis
著者 (14件):
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巻: 89  号:ページ: 470-478  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0185A  ISSN: 0016-5107  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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生検サンプリングにより生じた粘膜下線維症はEMRを不可能にするので,超音波型結腸直腸腫瘍に対する術前生検サンプリングは避けるべきであると信じられている。しかしながら,結腸直腸内視鏡下粘膜下解離(ESD)に対する生検試料採取の影響はほとんど報告されていない。本研究は,横方向に広がる腫瘍(LST)に対するESDの粘膜下線維症および治療結果に対する生検サンプリングの効果を検討することを目的とした。2005年4月~2015年9月の間に,大阪市大学病院において441名の連続患者が結腸直腸ESDを受けた。傾向スコアマッチングと治療重み付けの逆確率(IPTW)を用いて,術前生検サンプリングの有無にかかわらず,LST患者に対する重症粘膜下線維化と治療転帰のリスク因子を遡及的に評価した。ESDを用いて切除した合計428のLSTを登録した。マッチングの後,生検サンプリングを受けないかまたは受けなかった病変の136のマッチしたペアがあった。術前生検サンプリングは,非生検サンプリング群(20.6%対11.0%;P=0.03)と比較して重症線維症を増加させ,マッチング後の重症線維症と有意に関連した(オッズ比[OR],2.09;95%信頼区間[CI],1.07-4.10;P=0.03)。また,IPTWによる調整後,生検試料採取は,重篤な線維症のリスクを増加させた(OR,2.33;95%CI,1.17-4.63;P=0.02)。しかしながら,治療結果において2群間で有意差は観察されなかった。結腸直腸LSTに対する術前生検サンプリングは重篤な粘膜下線維症を引き起こす可能性があるが,ESDの臨床転帰に対する有害な影響はない。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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消化器の腫よう  ,  腫ようの外科療法 

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