抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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揮発性物質とチャーを,1000°Cでのバイオソリッド(リン含有量~2.3wt%)の熱分解から調製し,1300°Cの落下管炉中で空気とオキシ燃料(CO2中の30%O2)中で別々に燃焼した。本研究の目的は,均一相および不均一相における分離燃焼から,それぞれ≦10μm(PM_10)の空気力学的直径を有する粒子状物質の放出に及ぼす酸素燃料条件の影響を理解することである。PM_1(主にPM_0.1)放出のみをもたらす均一相における揮発性燃焼に対して,空気からオキシ燃料への変化は,Na,K,S,およびPの高収率の結果として,酸素燃料条件下でのアルカリ化学種の硫酸化の増加をもたらす。しかし,微量元素(As,Cd,Pb,V,およびZn)の放出にはほとんど影響しない。反対に,PM_1とPM_1-10放出の両方に寄与する不均一相のチャー燃焼に対して,空気からオキシ燃料条件への変化はPM_1放出の減少をもたらすが,PM_1-10収率の変化はほとんどない。PM_1のそのような減少は,Na,K,およびPの収率の減少によって寄与され,揮発性Pの一部がCaOと反応して不揮発性Ca_3PO_4を形成する結果と考えられる。不均一相におけるチャー燃焼中の微量元素に対して,オキシ燃料条件は,PM_1として放出されるAsとCrの減少(Al/Fe/Caヒ酸塩とクロム酸鉄の生成の結果として)をもたらすが,Co,Cu,Mn,Ti,およびVの放出にはほとんど影響しない。結果は,PがPM_10放出において重要な役割を果たすことを示した。均一相における揮発性燃焼のために,PはPM_0.1(Na,K)-PO_3とP_4O_10の形でPM_0.1(生成したPM_1の大部分に寄与)に存在する。それは,より高いO_2含有量の結果として,酸素燃料条件下でわずかに有利である。しかし,不均一相におけるチャー燃焼に対して,PはPM_0.1中に(Na,K)-PO_3として存在し,空気および酸素燃料条件下ではほとんどP_4O_10が存在しなかった。チャー燃焼時にのみ生成されるPM_1-10中のリンは,空気および酸素燃料条件下で,Mg_3(PO_4)_2およびCa_3(PO_4)_2の形であった。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】