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J-GLOBAL ID：201902225360702665   整理番号：19A1888381

コロイド状ゼオライトイミダゾラート骨格-8粒子の吸着誘起構造転移の自由エネルギー解析【JST・京大機械翻訳】

Free Energy Analysis for Adsorption-Induced Structural Transition of Colloidal Zeolitic Imidazolate Framework-8 Particles

著者 (4件)： Ohsaki Shuji (Department of Chemical Engineering, Kyoto University, Japan) ,  Watanabe Satoshi (Department of Chemical Engineering, Kyoto University, Japan) ,  Tanaka Hideki (Department of Chemical Engineering, Kyoto University, Japan) ,  Miyahara Minoru T. (Department of Chemical Engineering, Kyoto University, Japan)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 121  号： 37  ページ： 20366-20374  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 柔軟な有機金属骨格の粒子サイズと形状は,ホスト骨格の構造転移により誘起される吸着量の急激な増加により特徴付けられるゲート吸着現象を変化させることが報告されているが,詳細な機構はまだ明らかにされていない。ここでは,構造的柔軟性が2-メチルイミダゾールリンカーの回転から生じる,ゼオライト性イミダゾール骨格-8(ZIF-8)に焦点を当てた。ZIF-8の粒子サイズと形状に対するゲート吸着現象の依存性を理解するために,吸着シミュレーションの助けを借りて自由エネルギー解析を行った。吸着シミュレーションのために,ZIF-8スラブ構造と気相領域を持つナノ粒子モデルと呼ばれるシミュレーションセルを構築した。シミュレーションは,スラブ幅の減少が平均吸着量の減少をもたらすことを示した。これは,表面から1.0nmの厚さに達し,スラブ幅またはリンカー回転角によって変化しないZIF-8構造の表面に近い領域に吸着されたより小さい量によって説明できる。自由エネルギー解析において,より小さいサイズのZIF-8粒子モデルのゲート吸着は,ガス吸着によるより少ない安定化のために,より高い圧力で起こる。一方,結晶面は吸着による類似の自由エネルギー安定化のために,ゲート開口と閉鎖圧力にほとんど影響しないが,結晶面の変化は吸着等温線を著しく変える。さらに,任意のサイズを持つZIF-8粒子のゲート開口と閉鎖圧力を予測するモデルを提案した。提案したモデルと実験の間の定量的一致を見出し,吸着量の少ない表面近傍領域がゲート吸着現象の粒子サイズ依存性の起源であることを示唆した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *吸着 ,  吸着等温式 ,  *自由エネルギー ,  シミュレーション ,  開口 ,  ナノ粒子 ,  *コロイド ,  柔軟性 ,  *構造相転移 ,  粒度 ,  有機金属化合物 ,  粒度依存性
準シソーラス用語： リンカ ,  ZIF-8 ,  吸着量 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P)

タイトルに関連する用語 (7件)： コロイド ,  骨格 ,  吸着 ,  誘起 ,  構造転移 ,  自由エネルギー ,  解析