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J-GLOBAL ID：201902225588538207   整理番号：19A0183464

光合成集光におけるカロチノイドによる量子コヒーレント励起エネルギー移動【JST・京大機械翻訳】

Quantum Coherent Excitation Energy Transfer by Carotenoids in Photosynthetic Light Harvesting

著者 (5件)： Roscioli Jerome D. (Department of Chemistry, Michigan State University, Michigan, United States) ,  Ghosh Soumen (Department of Chemistry, Michigan State University, Michigan, United States) ,  LaFountain Amy M. (Department of Chemistry, University of Connecticut, Connecticut, United States) ,  Frank Harry A. (Department of Chemistry, University of Connecticut, Connecticut, United States) ,  Beck Warren F. (Department of Chemistry, Michigan State University, Michigan, United States)
資料名： Journal of Physical Chemistry Letters  (Journal of Physical Chemistry Letters)
巻： 8  号： 20  ページ： 5141-5147  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3687A  ISSN： 1948-7185  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電子励起状態の非局在化により生成される量子コヒーレンスと分子励起子が,光合成生物における反応中心への効率的な光捕獲と励起エネルギー移動を可能にする機構の本質的な特徴であるかどうかは未解決の問題である。海洋渦鞭毛藻類からのペリジニン-クロロフィルa蛋白質は,量子コヒーレンスが長く疑われているが,異常に,中間可視光子の主光吸収体としてカロチノイドペリジニンを特徴とする,強固にクラスタ化したアンテナ発色団を持つ集光システムの例である。広帯域二次元電子分光法により,<20fsにおいてペリジニンからクロロフィルaへの励起の移動を可能にする励起子緩和経路の初期存在を明らかにしたが,これを可能にする量子コヒーレンスは非常に短寿命であった。ペリジニンの強く結合した励起状態振動歪は,系の電子構造の動的遷移とインコヒーレントエネルギー移動機構への急速な変換を引き起こす。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *集光 ,  二次元 ,  発色団 ,  タンパク質 ,  *光合成 ,  *カロチノイド ,  ロバスト性 ,  可視光 ,  *コヒーレンス ,  高速度 ,  緩和現象 ,  クロロフィルa ,  広帯域 ,  励起状態

分類 (1件)： 光合成  (EB10020I)

物質索引 (1件)： ペリジニン

タイトルに関連する用語 (6件)： 光合成 ,  集光 ,  カロチノイド ,  量子 ,  コヒーレント ,  励起エネルギー移動